「科学離れ」
幼児のお部屋で観葉植物にお水をあげていると、3歳か4歳の子が決まって「何しているの?」っと集まってきます。園「葉っぱさんにお水をあげているんだよ」。子「どうして?」。園「みんなもお腹がすくでしょう?葉っぱもお腹がすくから、お水をあげるんだよ」。このようなやり取りをしていると、年長児がやってきて「そうだよ!ご飯は食べられないからね」っと何年か前にやり取りをしたことを覚えているのだなという発言をしま
幼児のお部屋で観葉植物にお水をあげていると、3歳か4歳の子が決まって「何しているの?」っと集まってきます。園「葉っぱさんにお水をあげているんだよ」。子「どうして?」。園「みんなもお腹がすくでしょう?葉っぱもお腹がすくから、お水をあげるんだよ」。このようなやり取りをしていると、年長児がやってきて「そうだよ!ご飯は食べられないからね」っと何年か前にやり取りをしたことを覚えているのだなという発言をしま
レーヴェンの提案は、「大人が子どもに“何かをもたらす”ことができるという考え方には別れを告げなければならない」ということでした。教育という考え方からでは、子どもを粘土のように「形づくる」ことは、そもそも不可能なのです。ただし、世界の習得という陶冶の過程においては、教育によって初めて成立するのです。ですから、教育は、子どもが獲得する世界像の在り方に直接影響を与えることはできないし、陶冶過程に直接作