「おんぶひもとベビーカー」
最近、ベビー用品を取り扱うお店に行くと、様々な種類のおんぶ紐・抱っこ紐があります。流行りのエルゴのような対面式のものもあれば、海外でよく見る前向きの抱っこ紐のタイプのもの、そして、伝統的なおんぶ紐やスリングタイプのものなどです。もちろん2WAY3WAYと言った多様なタイプのものも多いですが、育児雑誌にもさまざまな物が取り上げられて、どんどん新しいものが出回ってくるので、どれを使ってよいのか分か
最近、ベビー用品を取り扱うお店に行くと、様々な種類のおんぶ紐・抱っこ紐があります。流行りのエルゴのような対面式のものもあれば、海外でよく見る前向きの抱っこ紐のタイプのもの、そして、伝統的なおんぶ紐やスリングタイプのものなどです。もちろん2WAY3WAYと言った多様なタイプのものも多いですが、育児雑誌にもさまざまな物が取り上げられて、どんどん新しいものが出回ってくるので、どれを使ってよいのか分か
日本でも、保育形態として異年齢児保育というものがあります。これは、どうも複式学級に似たもののようです。複式学級では異年齢のかかわりを意図したものではなく、異年齢の子どもたちを一緒に授業をするというもので、保育でも、異年齢の子どもたちを一緒に保育するという形態のように見えます。異年齢で保育するメリットは、教え、教わるという体験をするとか、年長児の行動を見て真似たり、あこがれたり、お互いに刺激を受
今年度に入りはや2か月が経ち、どのクラスもだいぶ落ち着いてきました。特に1歳児は12名もの新入園児が入ったにも関わらず、だいぶ前から落ち着いたように感じます。実はそれには一つ理由があります。それは幼児組の子ども達が新年度の初めからお手伝いに来てくれたからです。言わば「子ども先生」として新しい子ども達と遊びに来てくれたのです。4月ですから当然ビックリするほど泣いているにもかかわらず、どんどん子ど
以前、ドイツでアルバイトのベビーシッターをした人の話についての記事を読んだことがあり、その時に少しびっくりしました。夜、0歳児と1歳児を寝かしつける時に子どもを一人で部屋において去ろうとすると子どもが「ママ」と名前を呼びます。最初はそばに行って何か用があるのかを聞くと言います。しかし、それが繰り返されるときには、決して呼ばれても、泣いても行かないそうです。ドイツの育児では、3回に1回は親が無視
4月の入園からもうすぐ1か月が経ちます。子ども達もだいぶ慣れてきたようで、あちらこちらで笑顔で過ごす様子を見ることが出来るようになってきました。 しかし、時には、自己主張したり、甘えたくなったりと泣いて訴えているのかなと思える場面は良く目にします。この先生なら、私の主張を受け止めてくれるのかな?この先生は聞いてくれないのかな?など考えているのか、大人を選び、訴えかけてきます。そう考えると、子ど
「昨日までの世界―文明の源流と人類の未来」の著作であるジャレド・ダイアモンド氏は、とても興味のあるところに注目しています。それは、父母以外の人間が、子どもの面倒を見る頻度はどのくらいあるかという調査です。現代の社会において母親、父親の育児分担はとても増え、最近の問題として、保育園に子どもを預けることを含めて、親以外の他人の育児参加を伝統的社会ではどのように行ってきたのか、それは、子どもにとっ
今年も新しい年度がスタートしました。たくさんの新入園児が入園し、にぎやかな毎日が始まります。0歳1歳の保護者の方は、初めての子育てに日々奮闘している方も多くいると思います。そのような中に、また一つ、保育園に預けながらの育児が加わります。朝はお父さん、夕方はお母さん、と役割分担をしている家庭も多いでしょう。園での生活は時には子どもが熱を出すこともあります。そのような時に、祖父母がいればお願いする
子どもが遊ぶ人形と言えば、世界では、「ヴァルドルフ人形」が有名です。この人形には、目鼻がありません。他人の表情は、目鼻、特に目やまゆ毛、口などで表します。しかし、この人形は基本的に目鼻をつけないのは、表情をつけないためです。目鼻をつけるときは、色鉛筆でうすーく小さく描くだけで、やはり表情はあまりつけないようにします。なぜ表情をつけないかというと、その人形で遊ぶときの子どものその時の気持ちを受け
「明かりをつけましょボンボリに、お花をあげましょ桃の花♪」幼児組のお部屋からひな祭りの歌が聞こえて来ました。先日、玄関に雛人形を設置すると、子ども達は興味津々で、歌になぞって、「こっちはお内裏様、こっちはお雛様、これは三人官女、下のは五人囃子だね」と、一つ一つ指さしながら確認していました。話が弾んでくるとついつい手が伸びてしまって、その度に先生に「ほらほら!壊れちゃうから触っちゃダメよ」と
昔話は、長い間、民衆の間で語り継がれてきました。それは、民俗学者である宮本さんは、「その語り口が素朴であるとともに、健康で、しかも空想的であった。」からであったとしています。なので、全国各地のお年寄りたちは話を面白おかしく、迫力を込めて話すことができたわけではなかったのですね。さらに昔話は、「もともと神話の要素を持っていたからであるが、そういうものの中に人々の心情をくみ取ることができる。」とい