「レーヴェンの陶冶」プログラム」
レーヴェンの提案は、「大人が子どもに“何かをもたらす”ことができるという考え方には別れを告げなければならない」ということでした。教育という考え方からでは、子どもを粘土のように「形づくる」ことは、そもそも不可能なのです。ただし、世界の習得という陶冶の過程においては、教育によって初めて成立するのです。ですから、教育は、子どもが獲得する世界像の在り方に直接影響を与えることはできないし、陶冶過程に直接作
レーヴェンの提案は、「大人が子どもに“何かをもたらす”ことができるという考え方には別れを告げなければならない」ということでした。教育という考え方からでは、子どもを粘土のように「形づくる」ことは、そもそも不可能なのです。ただし、世界の習得という陶冶の過程においては、教育によって初めて成立するのです。ですから、教育は、子どもが獲得する世界像の在り方に直接影響を与えることはできないし、陶冶過程に直接作
毎日がとても賑やかに過ぎ、あっという間に1か月が経ちましたね。0歳児も1歳児もようやく保育園での生活に慣れはじめ、自分達の世界を作り、楽しく過ごす姿も増えてきました。 1歳児は、見慣れないおもちゃを出しては捨て、出しては捨てを繰り返し、自分に合ったおもちゃを探しているようです。また、去年度から在園していた子ども達が上手におもちゃで遊んでいる姿を見ながら、同じように真似て遊び方を学んでいる子もいま
この議論を検討するために、1970年から1975年にかけて、5歳児にはどの設定での教育がもっとも効率的なのかをめぐって連邦政府主導で実験が行われ、結果的には社会教育を支持する勢力に軍配があがったのです。つまり、従来通り5歳児の教育はキンダーガーデンで行われることになったのです。それは、小学校に入学してから将来にかけて伸びていくのは、早く小学校教育を行うことではなく、十分に5歳まで幼児教育を行う方
新たな年度になり、大勢の新入園児を迎えることが出来ました。この「園長日記」では、木月保育園で大切にしている保育について、専門的な内容を載せるようにしています。ちょっと難しい時もありますが、子ども達にとっては重要なことばかりですので、是非ともお読みいただきたいと思います。 さて先日、年長の子ども達は普段では見られないほどの緊張感の中、卒園式が執り行われ、どの子も元気に卒園していきました。その卒園児
いよいよ、来年4月より、子ども・子育て支援新制度が実施されます。今年度から増税された消費税の一部を基に、子どもと子育てをする保護者に対して、「量的充実」と「質の改善」を実現することが目的です。それに伴い、保育園と幼稚園を一体とした「子ども園」というものも誕生します。当園においても、この制度のもと、今までとは変わってくるところもあるようですが、今はまだ、多くが明らかになっていません。 そのような