「食から見る家族の形」
「日本人のひるめし」の著者である酒井さんは、こう振り返ります。「かつては主婦の家事労働は所得としての価値はほとんど認められておらず、主婦は支出を節約するためには家事労働をいとわないのが一般的な風潮でした。生活意識の変化とともに、家事労働から解放されるためには、現金を支出するのは当たり前という考えが生まれ、大多数の主婦に共通する意識として定着してきている。」かつて家事として行ってきたもので、最近は
「日本人のひるめし」の著者である酒井さんは、こう振り返ります。「かつては主婦の家事労働は所得としての価値はほとんど認められておらず、主婦は支出を節約するためには家事労働をいとわないのが一般的な風潮でした。生活意識の変化とともに、家事労働から解放されるためには、現金を支出するのは当たり前という考えが生まれ、大多数の主婦に共通する意識として定着してきている。」かつて家事として行ってきたもので、最近は
先日、毎年恒例のおにぎりパーティーが開かれました。4月から育てて来たお米を収穫し、精米したお米をやっと食べられるという日です。 今年は、朝から栄養士による食育指導として、お米についてのお話から始まり、次に、園庭に出て、飯ごうを使って子ども達の目の前でご飯作りを見せました。炊き上がる前から、子ども達はワクワクドキドキ、きっと多くの子どもが飯ごうでご飯を炊くのを見るのは初めてだったと思います。炊き上
子どもは、最初は、他人が持っているものに興味を示します。同じものを自分が持っていても、それを握りしめながら他人が持っているものを欲しいと思います。それは、大人が持っているものでも、それを欲しがります。しかし、しだいにものではなく、他人がやっていることに興味を持ちます。何をしているのだろうかと覗き込みます。それが面白そうであると、自分でもやってみようとします。いわゆる「真似をする」のです。 「積み
今回は0歳児のクラスを覗いてみました。この日は天気が悪く、お部屋と廊下をすべて開放し自由に遊び回れるようにしていました。私がお部屋に入っていくと、見慣れない人が入ってきたので、数名の子ども達はキョトンとしながらも、私のほうをじっと見つめていました。そして、部屋に入るなり、積み木を手に取り遊ぶ様子を見せるようにしてみました。すると、視線は積み木に釘付けになりました。もっと興味を惹き付けようと積ん
前回載せた、子ども達の様々な思いというのは、個人差もありますが、年齢差もあります。それは、子どもの思いによって、そのおもちゃが可変していくものが良いおもちゃといえるかもしれません。その一つが、積み木なのです。積み木は、その子なりに、それぞれの年齢なりに出来上がる作品が違うのです。簡単なものから、複雑なものまでつくることができるのです。また出来上がる作品だけでなく、積み木は、舐めたい欲求、投げたい
今回はりす組のお部屋をのぞいていました。今までは一人遊びをしている子が多かったのですが、今日はお友達と一緒に遊ぶ姿が多く見られます。また、手先を使った遊びも上手になってきたので、夏ぐらいから新たなおもちゃも増やしたせいでしょうか、とても集中して遊んでいました。 その中で、先生と一緒に女の子2人が一生懸命積み木を使って、大きな塔を作っていました。慎重に積まないと崩れてしまうのが分かっているようで、
乳児期の言語の獲得の経緯を理解し、適切な接し方を擦ることは、とても重要なことです。ではどのような関わりが必要なのでしょう。 例えば、子どもはあらゆる種類の協調活動で新しい語を学ぶことができるようになります。トマセロは、大人と18ヶ月の幼児に、探しゲームをさせてみました。このゲームではある時点で大人が「トーマを見つける」という意図を表明します。それから1列に置かれているバケツにそれぞれ目新しい物が
以前、ブログで指差しやものまねのことを載せましたが、最近のあひる組ではその時よりも成長している姿が見られるようになりました。 以前ブログに載せた時には一方的な指差しが中心で、わからないけど、何かを伝えようとしているのだなというものでした。しかし、先日、あひる組の子ども達がお着替えをしている時に覗くと、数名の子どもが私の近くに寄ってきて、「遊ぼ」というような仕草をしました。私はお着替えの邪魔をして
オランダの「イエナプラン」では、前回載せたような異年齢での過ごし方をしているのでしょうか?このような取り組みを、イエナプランでは、将来、社会に出たときに相手の立場を理解して行動するための準備、と考えているからです。また、こうすることによって、同年齢学年性に起こりがちな、できる子・できない子の固定化を防ぎ、子どもの個性や真の意味のリーダーシップが生まれる、という利点も指摘しています。 よく、園で3
先月の終わりに年長児がお泊まり保育を経験してきました。このお泊まり保育では、色々な事が理解できるようになる年長児に対して、テーマや目標といったものを設け、2日間のプログラムの中で、自らの成長と周りの人との関係性を意識できるようにしています。今年は「勇気」と「友情」、「努力」「感謝」といった「4つの力を手に入れよう」という内容のものでした。たった2日で上記のような力を手に入れるということは正直不可