おもちゃ

良いおもちゃって・・・?!

2013.07.13

 積み木は一人一人の習熟に合わせることが出来るだけでなく、成長によっても活用できます。読売新聞には、「赤ちゃんは、まず握ったりしゃぶったりして遊び始めます。落としたり、ポンと投げたりするのも楽しい遊びです。1歳近くになると、両手に握ってカチカチとぶつけて遊ぶこともあります。音が出るのが面白いようです。積んでは崩すことも赤ちゃんは大好きです。さらに3歳ごろになると、想像を膨らませて、四角い積み木を車、丸い積み木を動物と見立てて遊ぶこともできるようになります。」とありました。
 また積み木のようなおもちゃには別の役割もあります。それは、一人で遊ぶだけではなく、複数で遊びながら、人と関わる力も付けてくれることです。同じ読売新聞には「おもちゃ遊びを通じて、子どもは友達との関係やルールなど、様々なことを少しずつ学んでいきます。」とありました。1~2歳のころは、面白そうなおもちゃを見つけると、たとえそれを他の子が使っていようとも、全力で向かっていき、自分の物にしようとします。このような時の対応として、こどもの城の小児保健部部長で臨床心理士の井口由子さんは「1~2歳の子どもは、その場ですぐに理解できないかもしれませんが、『それは友達のなんだよ』と言い聞かせていくことも大切です。取られた子どもに対しても『びっくりしたね』『いやだったね』などと気持ちに寄り添うように言葉かけしましょう」と話しています。
 どの年齢・年代でも楽しく遊べて、いつまでも飽きずに、一人でも大勢でも楽しむことができ、且つ、人との関わりを学ぶことができるおもちゃが「良いおもちゃ」と言えるかもしれませんね。そのような「良いおもちゃ」を子ども達が毎日毎日楽しみながらやっているとしたら、大人は別の遊びに誘いかけることは必要でしょうかね・・・(??)

rimg0510

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