「新型インフルエンザ等対策特別措置法」（改正令和二年三月一三日同第四号）による緊急事態宣言が神奈川県でも発令されるようです。同特措法によれば、保育所も学校等や集会場、映画館と同じく、「使用の制限等の要請の対象となる施設」に該当する社会福祉施設です。
「使用の制限」は、新型コロナウイルス感染症をこれ以上広めないことを目的としています。保育園は、コロナウイルスが感染しやすい「三密」の場所となります。密閉空間に関しては換気をしますが、子ども同士や職員との密集と密接（濃厚接触）を防ぐことは難しいです。色々な地域からいろいろな交通機関を利用して沢山の大人（職員・保護者）が毎日出入りする場所です。そのため、感染リスクは高くならざるを得ず、お子さん、保護者の皆さん、 職員の生命を危機にさらす可能性もあります。
そして、発症者が出なくとも感染者や濃厚接触者が出た場合には、閉所となることも十分にありえますし、保護者の皆さまや職員が濃厚接触者となることもあります。
また、多少の体調不良であっても職員を休ませたり、育児中や介護中の職員が通常勤務が出来なくなることもあります。その場合、職員の人手が足りずに保育に支障をきたしたり、給食の提供ができないこともありますので、ご了承ください。
以上の点をお考えいただき、勤務先等ともご相談のうえ、できる限り登園をお控えになるようお願いいたします。お子さん、保護者の皆さま、そして、職員の健康と命を守るための大事なお願いです。どうぞよろしくお願いいたします
●園での滞在時間が短くなるように、登降園時の速やかな受け渡しお仕度等のご協力をお願いします。
●緊急事態宣言が発令した場合の就労状況の確認をします。
在宅勤務で、通勤時間がない分の保育時間が短縮できる方は、ご協力をお願いします。
在宅勤務の場合でも、家庭保育が協力できる方は出来る限り自宅での保育をお願いします。
