今年も厳しい暑さですが、少しずつ秋を感じられる風になってきましたね。この夏は絵の具や色水、氷、片栗粉など、水遊びだけではなく、様々な感触遊びも楽しみました。これから秋になると、虫の声が軽やかに聞こえる季節となります。様々な自然の音に触れ、季節を感じながら、新しい発見を子どもたちとたくさんしていきたいと思います。
９月の予定
１日（木） 総合避難訓練
２０日（火） 予定表提出締め切り日
２１日（水） 誕生会
２６日（月） メール予約日
※月に一度、避難訓練を実施しています。
９月の予約状況
現在、予約状況に空きがある日もあります。
お電話で、キャンセル待ちになった際、お急ぎの場合は、何日までにお返事が欲しいなどお伝えください。
予約日以降のお電話は
保育園電話番号：０４４－４３３－１９５８
受付時間は９時～１７時までとなります。
ご理解ご協力よろしくお願いします。
夏の遊びについて
水遊びは８月いっぱいで終了となります。まだ残暑がありますので、９月９日(金)まで汗を流すシャワーのみ気候に応じて行っていきます。引き続きタオルなどの準備、シャワーチェックの記入の方、ご協力よろしくお願いします。
こあら組の日常
今年度は小さい子どもたちが多く利用していますが、１歳低月齢児の子どもたちは歩けるようになり、自ら自分の行きたいところ、遊びたいことを見つけて、楽しんで遊んでいます。その中で、おもちゃの取り合いなども見られるようになってきました。遊びたいものが同じだったり、楽しそうに遊んでいるお友だちを見て、自分も遊びたいと思ったり、と理由は様々。お互い悪気はなく、使いたい欲求を素直に出せるということではあるものの、やっぱり取られてしまうのは嫌ですし、取られたくなくて手がでてしまうのもいけません。その時は、職員が間に入り、取ってしまったお友だちに「使いたかったの？『かして』してみようか」、取られたお友だちには「使いたかったんだって。『かして』だって、どうしようか？」などやりとりを伝えています。繰り返していく中で、『どうぞ』と貸してくれるお友だちも見られるようになってきました。
Aちゃんは大好きなドキンちゃんのおもちゃをいつも嬉しそうに持っています。ある日、保育士にドキンちゃんを見せに来てくれたので、『かして』とAちゃんに手を出すと、笑顔でドキンちゃんを保育士の手の上に置いてくれました。遊ぶ真似を保育士がし始めると、Aちゃんはどんどん不思議そうな表情になり、ドキンちゃんを渡した手のまま、だんだん悲しそうな表情に変わっていきました。少し保育士が遊んだ後に、『ありがとう』とAちゃんに返すと、笑顔に戻りましたが、次にまた『かして』と言うと、今度は渡さず、他の玩具を乗せていました。
『かして』『どうぞ』のやりとりを遊びとして覚えたAちゃん、本当の『かす』ということはまだ分からない段階です。今回、Aちゃんは保育士とやりとりし、いつもの『かして』とは違うことを察しました。
この時期はまだ自分の物、自分ではない人の物が分からず、使えないことがあるということを学んでいる時期です。そして、その学びはきっと同じくらいの子どもたちの中で、使えて嬉しい、使われて悲しい、持っていたら泣いている、怒っている、そんな様々な自分やお友だちの感情の中で育っていくのだと思います。こあら組というたくさんの出会いの場の中で、たくさん経験してもらえたらと思います。
