木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

お世話が大好き!

2019.08.13

今年度がはじまって約4ヶ月が経ち、すくすく組のお友達も半分が2歳になりました。

2歳になって言葉がたくさん出てきて、少しずつ意思疎通ができるようになってきました。子どもたちも大人の言葉が理解できたり、自分の思いを言葉にすることができるようになってきて、どこか楽しそうな様子。今までよりもたくさんお話ししてくれるようになりました。

 

4月生まれのすくすく組のAちゃん。
お友達に興味があるようで、「これはー?」とお友達の名前を聞いてきたり、エプロンやコップなど誰のものかよく聞いてきました。わたしは「Bちゃんって言うんだよ〜」「Cくんのだよ〜」とできる限り答えました。しばらくするとこれは「Bちゃんの!」「これはCくんの!」と教えてくれるようになりました。

Aちゃんはお世話が大好きなようで、よく先生のお手伝いをしてくれます。

 

 

すくすく組には自分でエプロンを取れるように顔写真付きのエプロン入れがあり、ごはんやおやつの前には先生がその中にエプロンを入れておきます。

ある日、Aちゃんがエプロンを入れるお手伝いをしてくれました。先生が「これ誰の?」と聞きながらエプロンを渡すと、「〇〇ちゃんの!」と答えながら、写真を探し、ポケットの中にエプロンを入れてくれました。すべてのお友達のエプロンや写真を覚えていて、びっくりしました。

 

 

2歳を過ぎると『これなーに?』という質問が増えると言われています。

このような姿は子どもの知識が広がったり、言葉の発達に繋がったりするので、子どもにとっては大切なコミュニケーションになります。何回も聞かれると大変なときもありますが、このやりとりを大事にしていきたいと思いました。

 

 

そんなAちゃんもまだ2歳。自分でできないこともあるし、たまには「やって〜」と甘えたくなるときもあります。
でも先生はいろいろな子のお手伝いをしないといけないので、どうしても「ちょっとまっててね」と言ってしまうのです。

 

ある日、Aちゃんが先生に「エプロンつけて〜」と言いました。先生は違うお友達にエプロンをつけていたので、「ちょっとまっててね」と言いました。

すると、なかよしのBちゃんが「Bちゃんがやる!」と言って、Aちゃんにエプロンをつけようとしてくれました。いつも先生がつけているのを見ているからか、首の後ろに手を回したりして、一生懸命つけようと頑張っていました。難しかったようで最終的には「できないー」「やってー」と言っていましたが、そのような行動にびっくりしました。

 

また別の日にはくつを履かせてくれました。

 

このような行動を見て、“自分でやりたい!”という気持ちは誰かに“してあげたい!”という気持ちに繋がっているのだと感じました。その気持ちが少しずつ困っているお友達を見たら助けようとする思いやりの気持ちに変わってくれたらいいなと思います。

そのためにもお友達との関わりが増えてきたので、トラブルがないようにあたたかく見守っていきたいです。

 

 

すくすく組  梅原侑里

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