子どもたちは保育園の給食が大好きです!
保育園に入所して約半年近く経ち、おうちでの生活リズムは個々に違いはありますが、園でのリズムが整ってきたよちよち組さんは、給食の時間が近づいてくると泣いたり、声を上げたり、レストランを指差したりとジェスチャーで保育士に教えてくれるようになりました。
一人ひとりの食事のリズムに合わせて量を調節したり、手づかみ食べをさせたり、食具に挑戦させたりと、担任の先生たちも工夫をしています。
1つ年上のすくすく組はいただきますの挨拶の声も大きくなり、早く食べたい気持ちを抑えきれずに手づかみ食べをしていた子達も日々成長が見られ、挨拶のあとはちゃんと食具を持って食べ進められるようになってきました。
苦手な物は先生の魔法の言葉、「1つだけ食べてみよう?」
食べられたあとの「わぁすごい!食べられたね!やったね!!」の言葉でドヤ顔をしてくれます!
手助けもありつつ、首を横に振って苦手な物の意思表示をしてくれたり、おかわりが欲しい時のサインを見逃さずに日々の食事を進めています。
幼児組のお兄さん・お姉さんと身近に過ごしているるんるん組は、先生たちからの頼まれごとに力を貸してくれます!!お当番を少しずつ取り入れ、給食のデザートを毎朝ききにいってくれます。
給食室に行き、栄養士さんからデザートを教えてもらうことは保育園で行っている食育の一つ。
「赤色で丸い果物だよ。」「紫色で、小さいつぶつぶがいっぱい付いてる果物わかるかな?」など、クイズ形式で教えてもらい、答えがわかると大きな声で答えてくれます。
覚えたデザートを忘れないようにお部屋に戻り、朝の会では恥ずかしそうにしながらもみんなの前で発表をしてくれます。〝みんなの前に立つ〝というのも成長の証ですね!
幼児さんは「今日の給食はなんですか?」と、朝のお当番活動としてお昼の献立・午後のおやつを聞きに行き、朝の会でみんなに発表をしてくれます。
最近までは夏野菜を育てていたので、みんなが育てた野菜がサラダやカレーに入っていることがわかるとみんなの進みが断然違いました!!
日々の栽培からも「まだまだ小さいね~」「赤くなってきたね!」など、子どもたちからの声が聞こえ、成長が見られると「先生見て!!赤くなって大きくなってきたよ!」と教えてくれるようになりました。出来た野菜を栄養士さんに持っていき、給食に使ってくれると思うと子どもたちもとても嬉しそうで、目をキラキラさせながらどんな献立になるのか、お話を聞いていました。
食事一つをとっても様々な場面が見られる保育園。
年齢も違い、発達も違うので、できるようになった時の子どもたちの嬉しそうな顔は忘れられません!
食事・食育を通して1年間の成長を見守っていきたいと思います。
フリー 豊田 幸代