戸外から帰ってきたら、大きな声で「だだいま~‼」と事務所に向かって声をかけてくれます。全クラスが声をかけてくれます。
最近では、事務所から出てくるまで、「ただいま、ただいま」と呼ぶ子どもたち…。
そして、事務所から職員が出てくると、「〇〇公園に行ったよ」とお話しをしてくれたり、靴やジャンバーを脱ぐことができることを得意げに見せてくれたりしています。
「すごいね、自分で出来るんだね」と声をかけると、とてもうれしそうな顔をしています。
幼児組さんでは、公園での出来事や、天気や気温の話などをしてくれます。
この間までは、大きい子だけでしたが、先生と話している場面をジーと見ていて「次は自分も」と思っているようで、マネをして話しかけてくれる子が増えてきました。
すぐ「おなかすいた~」と言って部屋に行ってしまう子もいれば、「疲れた」と言って、いつまでも玄関に座り込んでいる子もいます。
玄関でたっぷり話をすると満足するのか、「お部屋に帰る」と…あれもういいの?と感じることがあります。
玄関という場所ですが、子ども一人一人の言葉、行動を大切に受けとめ答えていき、一つ話題があったら必ず、もう一つ会話が続くように心がけて、子どもたちの成長のお手伝いをしていきたいと思います。
そして玄関には、みんなの大好きな白と青のクマのぬいぐるみがいます。「おかえり」と声をかけています。私が「おかえり」というと、「先生じゃなくて、クマさんで!!」と言われることもありました・・・。
時には風邪をひいてマスクをしているときも、お休みを取っているときも、みんなにメッセージも持っていたりと、みんなを楽しませてくれます。
この仕掛け人は、高橋園長先生でした。
私は、この玄関での時間の引き継いでいこうと思います。
さぁ令和2年度はどんなドラマが玄関で待っているのか楽しみです。
園長 木村広美