木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

かっこいいの、作れたよ!!

2020.04.09

新年度も明け、新しい1年が始まりました!
3月末には木月ほほえみ保育園での初めての卒園式も終わり、年長さん最後の行事も無事に終わりました。
今回のブログでは初めての年長さんのお話をしたいなと思います。

 

小学校に上がる2ヶ月ほど前、2月から年長組だけのお部屋を設定しました。

初めはまだお昼寝のリズムが抜けず、おやつ前に少し眠くなってしまったりする子もいましたが、日に日に体力が付き、お部屋での生活も楽しめるようになりました。

 

遊べるおもちゃも少し複雑なものも出しました。LaQがお家にある方もいらっしゃると思いますが、保育園内で出すにはパーツの細さや量も含め、年長組のみが遊べるおもちゃとして出しました。
最初は組み立て方を読んでもわからず、苦戦している子もいましたが、日に日に組み立てられる量が増え、得意な子は動物や恐竜、自転車など沢山作れるようになりました。

 

「みんなに見てもらいたい」という、うきうきさんの気持ちを込めて、玄関先に作品台を設けて、日々作った作品を置いていくことにしました。
物珍しさから手を出してしまう乳児組さんや幼児組のみんな。その度に作品がポロポロと壊れていきます…。
小さい子が触ったら壊れてしまう。壊れてしまったら悲しいから、見てもらうだけにしてもらおう。など自分たちで考え、その旨を注意書きとしてを貼ることにしました。
小さい子が壊してしまっても「あ~、壊れちゃうから触らないでね。でも壊れてもまた作るから大丈夫だよ!」と優しい言葉掛けをしてくれる姿も!
今まで一緒に過ごしてきた幼児組のみんなには今まで通りのお兄さん・お姉さんとして声を掛け、「壊れたら悲しいから触らないで。継続と一緒だよ、壊されたらみんなも嫌でしょう?」と、分かるように教えていました。

 

様々な感情を抱えながらも小さいお友達には優しく、そして幼児組のみんなには時には厳しい言葉を掛けながらも見守っている姿を見ていると、「あぁ、この子達も2年間で本当にお兄さん・お姉さんになったな…逞しくなったな…。」と、親心の様にウルウル来てしまいました。

初めての年長さんを見て育った後輩たち。これからどんな成長を見せてくれるのか、とても楽しみです!!

 

 

フリー保育士  豊田 幸代

top