晴れ渡った空に、新緑の青葉。すがすがしさを感じる季節になりました。
さて、前回のすくすく組のブログにもありましたが、今年度よりほほえみ保育園では「お手伝い保育」を始めました。
よちよち組の慣らし保育中も、幼児組のお兄さん・お姉さんがお手伝いに来てくれましたよ。
一緒に玩具で遊んでくれたり、ベビーカーを押してくれたり…。
泣き止む子どもたちを見ていると、子ども同士の力って絶大だな…と感じていました。
「お手伝いにきたよ~」
そう言いながら、小さいお友だちのそばで黙々と自分で遊んでいる子を見ると、ついつい言ってしまいそうですよね、「遊んでないで、お手伝いして!!」って。
私たち大人は、「お手伝い」という言葉に、勝手なイメージを持ってしまっています。小さい子と遊んでもらう、お着替えを手伝ってもらう、お茶を飲ませてもらう、手を洗ってもらう、物を持ってきてもらうetc…。
でもそれは、大人が勝手に思っている「お手伝い」。 子どもにとっては、<そばにいる>ただそれだけでお手伝いになるんです。
ブロックで黙々と遊ぶ子。それを傍で見ている子にとっては、ブロックの遊び方を知ることの出来るいい機会。
砂場で1人で遊んでいる子。その姿を見て、「砂に触ってみようかな」と思うかもしれない。
いろんなきっかけを与えてくれているんですね。
「ありがとう、助かったよ」
そんな言葉を掛けて、「手伝いたい!!」と言ってくれたお兄さん、お姉さんたちにも、必要とされている喜びを感じてもらい、自己肯定感を育てていけたら良いなと思っています。
よちよち組の子どもたちも、お兄さんお姉さんからたくさんのきっかけをもらえる日が来るのが楽しみですね♪
よちよち組 早野恵美