普段から廃材を使って、制作をするのが大好きな幼児組さん!!
今回は「転がるもの」というテーマを決めて、それに沿って自由に制作しました。
そして制作したものを使って、段ボールで作った坂道を誰が一番遠くまで転がしていけるか、という距離を競う「転がし大会」が開催されました!!
始めに①廃材ボックスから好きなものを使用する②セロハンテープ・ガムテープで留めていい③ハサミを使って切って使ってもいいなど、ルールの説明だけをして、廃材を出しました。
最初は四角い箱で作ったり、割り箸にストローをつけたりして、楽しく作っていました。
実際に競争で使う坂道のコースが出すと…、すぐさまみんなで転がしに行きましたが、自分で作ったものがなかなかうまく転がらない様子の子どもたちです…。
「なんでだろう?」「どうしたら転がるのかな?」と考えて、改良を加えたり、友だちや先生のものを真似してみたり、いろいろと工夫して取り組む姿がありました。
試しに転がして上手く転がらなかった、四角い箱を使っていた子やグラグラとバランスが悪かった子たちは、上手に転がらせていたお友だちに「これどこにあった?」「これどうやって作るの?教えて?」と教わりながら、どことなく真似をして作っていました。
大会が始まるとみんな目の色を変えて、「鈴木先生に負けないぞ!」「ひとみ先生も頑張って!」「みんな勝つぞ~!」などと、うきうき組の子どもたちがいうと、どきどき組ものびのび組もそれに続いて「勝つ~!」と気合満々でした。
結果は残念ながら鈴木先生が一位でみんなとっても悔しがっていました。
悔しい反面、次は負けないという次へのやる気にもつながっていましたので、また科学的な要素を取り入れた遊びをやりたいと思います♪
このように子どもたち自身が、自分たちで考え、作ったりする機会をたくさん作り、想像力が豊かになっていけるような、活動をしていきたいと思います。
幼児組(どきどき) 石川ひとみ