木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

科学者誕生!(幼児組編)

2021.01.29

どきどき♪わくわく♪だいぶ前の話ですが…、 夏の最後に水遊びとして…1から自分たちでスライムを作って感触遊びを行いました!

前々日に子どもたちに伝え、「早くやりたい」「どうやって作るの?」などと興味津々で待っていたスライム遊び♪
みんなが作る見本を見せると…まだ詳しい話や色の話をしていないのに「あたし〜色!」「僕〜色と〜色!」とすぐにお友だちと色決めをしていました☺︎

子どもたちにプラコップを配り、順番に洗濯のりと水を入れたのを渡すとたらいの所で友だちと「1.2.3…10」と一緒に数えながら、こぼさないようにそーっとかき混ぜていました。

8色のラメから自分たちで選んだ色を入れると…「もうスライムの出来上がり?」「まだトロトロしてるよ?」と思っていたよりも出来上がるまでの時間が長く、いつまでもトロトロしていることに驚いていた子どもたち!!

予め作っておいた魔法の水(ホウ砂水)を見せると「水入れたらできるの?」と不思議そうに聞き、自分のカップにホウ砂水を入れてもらうと…、かき混ぜてすぐに固まっていくのを体験し、「先生!固まってきたよ」「混ぜるの大変!」「見てみて、伸びるよ!」などと、突然の変わりように驚いていました。

また、不思議そうにじっとスライムを見つめて、「どうして固まったのかな?」「面白いね」と友だちや保育士と変化を楽しんでいる姿がありました♫

作ったスライムで遊び始めると…お友だちと少しスライムを交換して、他の色と混ぜて色が変わるのを楽しんだり、手や足など体につけたらどうなるかなど試し、少しして平ぺったく伸びていくのを見て「おせんべいみたいに伸びちゃったよ!」「いろんな形になるね」「冷たくて気持ちいい!」などとスライムの感触に驚いていました!!

今回初めてスライムを1から自分で作ったからこそ、愛着が沸き、名前を付けて遊ぶ姿も見られました。

このように実験遊びを通して、「こうしたらどうなるかな?」「丸めたら?」「ちぎったら?」「伸ばしたら?」などと、「なんでだろう?」「どうなるだろう?」と自分で考え、お友だちと知識の共有もでき、様々なことを学べます!

実際に試してみることで「発見」や「疑問」が生まれ、こういった実験遊びの経験が成長していく上で大切なことであるからこそ、これからも自発性のある経験がたくさんできるようにしていきたいと思います。

この実験を通して、自分たちで調べる「楽しさ」や発見する「嬉しさ」を体験し、お友だちと協力することの大切さも学びました。そんな子どもたちは…今はこの時期ならではの松ぼっくりから「なぜ松ぼっくりは水につけると閉じてしまうのか?」という問題に直面しています!

お友だちと協力して図鑑で調べたりしながら考える姿や、公園で違う松ぼっくりを見つけ、同じように水につけてどうなるか調べたりする姿も見られるようになりました。

夏の実験遊びの体験から、子どもたちだけで調べたり学ぶことが増えてきたのを感じます。

次回は子どもたちと話していた「片栗粉粘土」か「小麦粉粘土」に挑戦していきたいです!!さあ、どんなわくわくやどきどきがあるのか楽しみですね☆彡

どきどき組担任 石川ひとみ

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