木月ほほえみ保育園も4年目の新しい年度を迎えました。
今年も12人の新しいお友だちが入ってきました♪
最初は戸惑い、泣いていたお友だちも少しずつ慣れ、今では可愛い笑顔をたくさん見せてくれるようになりました。
4月のある晴れた日。
ポカポカ陽があたり、春の陽気を感じられる日でした。
よちよち組のお友だちはテラスで日光浴。
ゴザを敷き、オモチャを触ったり、園庭で遊んでいるすくすく組のお友だちの様子をじっと見たり、柵に掴まって立ったりと思い思いのことをして過ごしていました。
オモチャを手に取り、舐めていたよちよち組のAちゃん。
オモチャを見たり、キョロキョロ回りを見ていたのですが、急にじーっと一点を見つめ始めました。
不思議な顔をしながら、じっと見つめています。
Aちゃんが見つめていたもの。
それは、窓ガラスに映っている自分の顔。
Aちゃんは、窓ガラスに映った自分に興味を持ったのでしょう。
ニコニコ笑ったり、手を伸ばして触ったりしていました。
Aちゃんは、窓ガラスに映った自分を、自分であると認識していたのでしょうか?
もしかしたら、同じ年齢くらいのお友だちがいると思っていたのかもしれません。
一般的には、鏡の中の赤ちゃんが自分であると認識できる時期は、生後6カ月〜1歳半頃と言われています。
もちろん、成長には個人差があるので、まだ認識していない!なんて、焦らないでくださいね。
鏡には、自分を認識する時期を早める「自己認識」の知育効果があると言われています。
自己認識することで、自分と他人の区別ができるようになったり、表情のバリエーションが増えたり、観察することで体の動かし方を覚えたりします。
ほほえみ保育園の01フロアでは、子どもが腹這いすると見える位置に、鏡を設置しています。
鏡を見たい!という気持ちから、腹這いへの意欲をかきたてることが出来ます。
大人にとって鏡は、身支度をするための道具ですが、子どもにとっては、刺激を与え、色々なことを認識出来るアイテムなんですね♪
鏡にむかって笑いかけたり、驚いたり、必死に触ろうとする赤ちゃんの可愛い姿は、色々なことを学ぶための第一歩だと思うと、赤ちゃんの可愛さにメロメロになりながらも、赤ちゃんって、色々なことを学んでいてスゴいなぁ〰️と感心してしまうのでした。
早野恵美