日に日に寒さが増していますが、木月ほほえみ保育園のお友達は寒さに負けず毎日元気に過ごしています。
幼児組の年長さんはお当番活動として、毎日給食室へ「今日の給食」を聞きに来ています。栄養士がその日の給食が書いてある「ひらがな献立」の紙を渡して、子どもたちはそれを読み、ひらがなにも触れています。読み終わった後は給食を作っている様子を見るために、2階へ上がる階段の途中にある窓へ行きます。
今回はある日のお当番活動の様子を紹介します。
島田「あの、白い物は何かな」
Aくん「とうふー!」
島田「何に使うと思う?」
Aくん「すましじる…?」
Bちゃん「ちがうよ~、まーぼーどうふじゃない?」
島田「正解!普段はおつゆに入るけど、今日はマーボー豆腐に使うんだよ。」
Bちゃん「まーぼーとうふすき!」
Aくん「ぼくもすき~」
また別の日…
Cちゃん「あのキラキラしたものはなぁに?」
島田「お鍋のことかな?ザル?」
Cちゃん「ちがう!あのキラキラしたの…」
島田「あ、金だわしだね!」
Cちゃん「なににつかうの~?」
島田「あれは、鍋とかお釜を洗うのに使うんだよ。」
Cちゃん「そうなんだ~」
子どもたちは給食で食べる食材のこと、給食室で使っている機械、器具について興味津々です。
料理される前の食材を見たり、食べ物について話をすることで、子どもたちの食べたい気持ちが高まります。食材の名前当てクイズを出したり、料理の作り方を伝えたりして楽しい時間を過ごしています。
少し前までは、きのこの名前が全部「しいたけ」になっていた年長さんですが「えのき」、「しめじ」、「エリンギ」など、きのこの種類が分かるようになってきました。
階段の窓から見える給食室の様子を通して、子どもたちはたくさんの情報を吸収しています。あれはなに?これはなに?とたくさんの質問をもらいます。色々なことに興味を持つことはとてもいいことですね。
また、ひらがな献立には給食のメニューの他に日にちも書かれています。初めは「8にち」が「はちにち」だった子どもたち。毎日お当番活動を行っていくことで「8にち」が「ようか」、「20にち」が「はつか」と言えるようになってきました。
年長児同士で答えを導き出すこともあり、成長を感じる日々です。
日々の積み重ねで子どもたちはどんどん成長していきます。
これからもお当番活動を通じて子どもたちの成長を見守っていきたいです。
3月から年長児には「ちょこっと指導」を行います。そこではもっと詳しく食べ物のお話や栄養についてのお話をする予定です。お楽しみに!
栄養士 島田