子どもたちが大好きな給食メニューは木月保育園・木月ほほえみ保育園と合同で栄養士さんが献立を考えています!
今現在よちよち組は後期食2名・完了食7名おり、その中でも子どもたちの食事形態に合わせて刻みの大きさを変えてもらったりと対応しています。
食への意欲が出始めいるこの時期、食材をつかみたくてお皿に手を伸ばし、子どもたちはつかみ食べをしています。
真剣な顔をして集中して取ろうとしたり、なかなか食材が取れず、もどかしい気持ちになり「うぅ~~~」と、悲しい声をあげて助けを求めたり、イライラが募って「きぃぃぃぃぃ!!」と言ってみたり……
様々な感情が入り乱れた中のお昼時間となっています( ・∀・ )
入園当初、なかなか食への興味が薄かったAくんは、口をつむんで「ぼく、これ食べないよ」アピールをしたり、ミルクを飲む際は体をのけぞってみたりと、職員とのやりとりが繰り広げられていた事が度々ありました。
しかし保育園での生活にも慣れ、お友だちが給食を食べている姿を毎日見ているうちに食への興味が出てきたり、つかまり立ちや伝い歩きが出来るようになってからは運動量も増え、量は少ないながらも食べ進められるようになり、今では自分から手づかみ食べをする姿が見られるようになりました!
好きな献立の時は「もっとちょうだい!」のアピールでテーブルをバンバン叩くことも……
早く食べたくて丸呑みしてしまう時もありますが、そんな時は職員が「噛み噛み、もぐもぐだよ~、美味しいね~♪」と声を掛けたり、量を調整しながら口に運んでいます。パン類なども持ちやすく、噛みちぎりやすいスティック型にして提供しており、上手に噛み噛みするようになりました。
日々の成長に嬉しくなりながら楽しい雰囲気で食事が出来るよう、配慮しています!
私自身、我が子にも手づかみ食べをさせてきてはいますが、やはり内心は「テーブルも洋服も、そして本人も汚れてしまうし……」なんて思っているのが本心です。
しかし、手づかみ食べの良さを知っているからこその【今】だと思っているので、心を無にして食事風景を見守っている日もあります。
【手で触れる→指でつまむ→口に運ぶ→口の中でもぐもぐ・カミカミする(口のまわりの筋肉を使う)→口全体で味や触感を確かめる】という手づかみ食べの一連の動作では、脳の広範囲が刺激されていると考えられており、また、手づかみ食べでは五感をフルに使います。
目で食べ物の色や形を認識したり、触ることで温度を感じたり、口に入れてかたさや味を確認したり、鼻でにおいをかいだり、かんだときの音の違いを楽しんだり。子どもたちに幅広い刺激を経験させてあげられるように、いろいろな色や形、温度、かたさ、味、におい、食感の食材を用意してあげられるといいですね。
ただ、お子さんによっては手がべたつくのが苦手で、手づかみ食べに積極的ではないこともあります。
その場合は無理強いせず、手がべたつかないようなメニュー(スティック型の野菜など)を用意して見守り、進めていきたいですね。一人ひとりの「自分でやってみたい」気持ちをサポートして、「自分でできた」という楽しい気持ちをたくさん経験させて行きたいと思います。
夏の暑さに食が細くなってくる子もいると思いますが、そんな時は喉越しの良い麺類などに切り替えるのも良いですね!麺類の手づかみ食べ…さぁ保護者の皆さん、心を無にしましょう!!
これから夏本番になり、食が細くなってくる子もいると思いますが、そんな時は喉越しの良い麺類などに切り替えるのも良いですね!
麺類の手づかみ食べ…さぁ保護者の皆さん、心を無にしましょう🤣
豊田