木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

大きくなったね会Another Story(2歳児クラス・るんるん組編)

2023.03.03

木月ほほえみ保育園では12月に「大きくなったね会」という各クラスの発達にあった出し物を通して、子どもたちの成長を保護者と職員で祝う会があります。

今年度のるんるん組(2歳児クラス)ではクレヨンに変身した子どもたちが、自分の名前を言ったり、好きな食べ物を答えたりしたあと、♪どんな色が好き♪に合わせて合奏をしました。緊張している様子も見られましたが、それぞれ子どもたち自身の声で質問に答えることができ、大きくなったね会当日は大成功!

とても楽しかったようで後日、子ども同士で「お名前はなんですか?」「好きな遊びはなんですか?」と質問し合い、大きくなったね会を再現して遊ぶ姿が見られました。

 

そんなある日、2人の子どもがお部屋を走っていました。またお部屋走ってるな〜と思い、声をかけようとしましたが、何かになりきって走っているようだったのでしばらく様子を見てみました。
「ぼくたち足のはやいハヤブサ!」
「今日もはしるぞー!」
というセリフを言ったあと走るのを繰り返していました。また、
「わたしたちウサギさん!」
「ピョンピョンとぶことができるよー!」
という違うセリフを言ったあとは、携帯のおもちゃを耳に見立てて仲良く両足ジャンプをしていました。

2人の様子を見て、私は大きくなったね会で幼児組がやっていた劇「てぶくろ」のワンシーンを再現しているのに気付きました。
大きくなったね会の予行練習では、幼児さんがやっている劇・合奏・リトミックを見学していたるんるんさん。たった2.3回しか見学していないはずなのに、再現率の高い表現力に驚きました。
「てぶくろ」の劇を見ていて面白かったからか、幼児組への憧れがあるからなのか、、、理由は分かりませんが2人の子どもが劇の真似をしているときの笑顔はピカイチでした。テラスで遊ぶ時間もハヤブサになりきって走っているほど、劇ごっこを夢中になってやっていました。

年が明けた1月の中旬から移行が始まり、るんるん組の子どもたちは幼児組での生活が始まりました。そして幼児組での生活に慣れてきた頃、劇・合奏・リトミックの順序制(必ず一回ずつやる活動)の活動を行いました。
順序制というルールはまだ理解が難しいようでしたが、劇・合奏・リトミックは大きくなったね会の予行練習で見ていたので、どれがやりたいかというイメージはつきやすかったようで、どれをやりたいか聞くとこれやりたい!と3択をすぐ答えてくれました。
そして1回目の順序制で、るんるん組の部屋で劇の真似をして遊んでいた2人のうち1人は劇を選んでいました。終わった後、「劇楽しかった?」と聞くと「たのしかった!」と答えてくれました。もう1人の子は元々楽器遊びが好きなので合奏を選んでいましたが、そちらもとても楽しかったようです。

今回、年上のクラスを見て憧れる子どもたちの姿を見て微笑ましく思いました。今度はるんるんさんが憧れられる年上のお兄さん・お姉さんになる日が来るのかなと思うと感慨深いです。このように年上の子から刺激をもらえる保育園生活を今後も大切にしていきたいです。

 

      

山田

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