4月から小学生になるうきうき組さん。
みんなと過ごせるのも残り3ヶ月程となりました。別々の学校に行くお友だちがほとんどで、みんな離れ離れになります。
そこで、10月20日地域の保育園と年長児交流会を行いました。
他の保育園とは、公園に遊びに行った際に会うことはありましたが一緒に遊んだり関わることはありませんでした。
今回の交流会は小学校に向けて、自分たちの保育園以外のお友だちとお話をするきっかけになればと開催されました。
中原平和公園に集合し、『電子レンジ鬼』をして親睦を深めました。
電子レンジ鬼とは、いわば氷鬼の進化版です。タッチされた人を解放するためには…
①2人組で固まってしまった子を囲んで手をつなぐ。
②しゃがんでから立ち上がる
③解凍されると、再びゲームに戻れる
というルールで行います。
集合後は、各園数名ずつ3グループに分かれて名前、保育園名、就学先の小学校を自己紹介。
話し合って鬼の代表を決めました。
1ゲーム3分。
笛の合図でスタートしたものの自己紹介しただけの知らない人との鬼ごっこ。どこか余所余所しさがあり同じ保育園同士で追いかけたり近くにタッチされた人や、仲間がいても解凍しに行く事ができずにいました。
3回戦後、会話や緊張感が解けるように作戦会議を設けました。
・2人組で逃げる
・捕まっている人がいたら近くの人を呼ぶ
・鬼の時は挟み討ちで捕まえる
などなど、意見を伝え合っていました。
作戦会議を踏まえて、再開。
先程と比べると「助けてー!」などの声掛けが増え、他園のお友だちを追いかけたり一緒に助けに行ったりする姿が見られました。
今まで、0~1歳児から共に生活してきたうきうき組のお友だち。周りには自然と友だちがいて、いつの間にか仲良くなってきていました。
小学校に行ってからは、新たな人間関係を築き、コミュニティを増やしていかなければなりません。
自分の気持ちと相手の気持ちの相違に気が付き、お互いに自己主張し合い理解していきながら輪を広げていきます。そこで様々な人と関わり、好きな子、苦手な子、話が合う子、自分にとって心地よい相手を見つけていくのです。
知らない人ばかりの場所はとても不安で、声を掛けることも勇気が必要です。
その中で、知っている人がいたり遊んだことのある人がいるだけで気持ちも軽くなると思います。
今回は1時間という短い時間でしたが、沢山の同学年との交流をすることができました。
これからも地域や小学校など様々な場所で子どもたちの輪を広げていきたいです。
根岸