木月ほほえみ保育園のブログ「そこはっ!ほほえみっ子」

おもしろいね!(3,4,5歳児クラス・幼児組)

2024.07.05

テラスで感触遊びをした時の出来事です。まず初めに、2つのたらいの中にお湯と水を分けて入れ、見た目だけでどちらにお湯が入っているのか当てるゲームをしました!もちろん、見た目だけでは分からないのですが、触らずに子どもたちなりに一生懸命どっちがお湯なのかを考えている姿がありました。

結果は…、まさかの2人!正解者がいました。その後は、水の入っているたらいの中に大きなブロックの氷を入れ、冷たーい水の感触を楽しみました。大きな氷を見て「すぐなくなっちゃうよ」「触ったらカチカチになるね」「お水がこぼれちゃうよ」などと、各々感じたことを先生やお友だちとたくさん話している姿がありました。

準備ができ、いざ触るとなるとすごい勢いで氷水を触りに行く子と、暖かいお湯の方に行きお友だちの様子を伺って触りにいく子がいました。冷たい水を触ってみると…外の暖かさもあり、思っていたよりも氷が気持ち良くて、楽しそうに触る子どもたちでした♫

手が冷たくなった時には、「凍っちゃう凍っちゃう」「冷たすぎる〜」と笑いながら、お湯のたらいへ行き、手を温めて「復活!」とまた氷水を触りに行ったりと楽しんでいました☆
みんなの体温や時間が経って、だんだんと小さくなる氷を見て「無くなっちゃう!!」「消えちゃうよ!!」と慌てる様子もありましたが、氷が消えないように残そうとしたりと、とても楽しそうに水に触れていました!また、大きな氷を除き込んで向かいの友だちに「顔が大きくなった!」、大きな氷の下に数人で手を入れて「手がよく見えるね」などと『普段見ている景色』と『氷を通してみる景色』の違いに触れたりもしていました。子どもたちの様子を見て、途中で小さい氷を追加で入れると「宝石見たい♡」「きらきらしてるね!」と氷を宝石に見立て遊ぶ姿や、光を透かして透けて見えたりと物の見方を楽しむ姿もありました。

しかし、手に乗せた氷が冷たかったようで、すぐに手放しお湯で手を温めていました。

遊びの中で「冷たい」「暖かい」を感じ、最後まで楽しそうに色々な温度の水に触れて遊ぶ姿が見られました。感じたことを先生やお友だちに伝え、共感したり、相手の話を聞いて自分とは違う感じ方を共有したりと、感触遊びを通して自分が体験するだけでなく、違う物の見方を知り体験していました。
このように子どもたちから出てくる「なぜ?」「どうして?」などを一緒に調べたり・考えたりと、「気づき」を大切にし、日々子どもたちと過ごしています。

石川

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