今年度は土曜保育を申請しているご家庭が例年より少なく、その分利用している子も少ないですが、子どもたちはお友だちのお休みも理解した上で土曜保育を楽しんでくれています。
いつも行くお散歩先も普段より違うものが見られる事もしばしば……。
今の季節ですと公園に行けばどんぐり拾いなど楽しみますが、土曜日にのんびりとなると落ち葉ベッドを堪能してみたり、色々と装飾を付けて帰ってくることもあります♪
つい先日は木月保育園の園庭へ出掛けました。
運動会が終わったばかりだったので、「運動会の練習で来たね~。」「今日って遊べるの?」とソワソワしている様子でした。「今日は園庭に遊びに来たよ!一緒にあ~そ~ぼ~!って言おうか?」と声を掛け、門越しに「……いっしょに……あ~そ~ぼ~……」とか細い声での挨拶でした…笑
木月保育園のみんなは「いいよ~!早くおいでよ~!」と声を掛けてくれて、園庭遊びを始めました。
しかし、しばらくは各園同士で遊ぶ姿が多く、なかなか交流が無く、どうするのかなぁ?と思って見ていると、2歳児のCくんは木月保育園のお友達が虫を見付けて、数人が観察し始めたのを見掛けると、そのまま輪の中にすーーっと入って一緒に見始めました。
「あ、自分からさりげなく入っていけたな。」と思い、そのまま見ていると、木月保育園の子達もCくんに向かって「見て見て!虫が登ってきたよ!」など、一緒に会話を始めていました。
一方でほほえみ年中組のBちゃんは同じ遊具で遊んでいるものの、木月年中組のAちゃんを横に何やらモジモジ。
その後すぐにAちゃんから声がかかりました。
木月年中組Aちゃん「名前、なんて言うの?私は○○!」
ほほえみ年中組Bちゃん「私は△△って言うの。」
Aちゃん「△△ちゃんは何才?私は5歳!」
Bちゃん「え~!そうなんだ!私も5歳!一緒だね♪」
と、会話が弾みながらそのまま一緒に同じ遊具で遊び始めました(^^♪
相手の子は何をしているんだろう、どんな子なんだろう……という興味関心から声を掛けてくれたAちゃん。
Bちゃんも普段はひとり遊びも上手ですが、お友達が大好きで仲良く遊んでいます。
自分から話し掛けるのは恥ずかしくてモジモジしてしまうけど、相手が話し掛けてくれてからはドンドン自分の事を話している姿を見ると、「あぁ、自分たちもこういう場面って、幾つになっても変わらずあるな…。」という気持ちを改めて感じることが出来ました。
何を話そう……と心構えをしてドキドキし過ぎるよりも「ねぇ、今何してるの~?」と今の状況を聞きつつ、自分の自己紹介もしていけたらいいんだなと思いました。
乳児組ではお友だちに身構えること無くさりげなく輪の中に入れていましたが、幼児組になると自分の中の気持ちがドンドン溢れ出てくるので、お友だち作りに時間がかかる子もいます。
さり気ない会話から始まったお友だち関係も、一緒に遊べるようになるとモジモジしていた時間は直ぐに無くなりますね!
お昼ご飯前にはバイバイをしましたが、「また来てね!また遊ぼうね!!」と約束していたので、姉妹園同士、交流を深めながら、お友だちも沢山増えたら良いなぁと思いながら過ごした土曜保育でした!!
豊田