3月も半ばになり、今年度ももうすぐ終わろうとしています。
2月の初めに移行(現担任と来年度のクラスで生活する)した子どもたちも新しいクラスでの生活に慣れ、新年度への期待を感じる今日この頃です。
すくすく組のお友だちも、るんるん組のお部屋での生活にもすっかり慣れ、毎日楽しそうに過ごしています。
1階で生活していた時には、テラスからお外に出ることが多かったのですが、2階での生活になり玄関で靴を履いて、お外に出るようになりました。
そんなすくすくさん。
下駄箱から靴と靴下を持ち、自分で履こうと日々頑張っています。
ある日のこと。
今日もすくすく組のお友だちが園庭に遊びに行こうと、自分たちで靴を履いています。
Aくんは、ササッと靴と靴下を履き終え、他のお友だちが履くのを待っていました。
次々に履き終える子どもたち。
そんな中Bくんは、「出来ない!」と苦戦しています。
ゆっくり取り組めば、Bくんも履くことが出来るのですが、まわりのお友だちが履き終えてしまった焦りもあるのでしょう。
なかなか履けません。
もう自分では履かない!!
とばかりに、靴を投げ出し履くのを止めてしまいました。
みんなが終わっちゃったから早く履きたいよね…
と思いながらも、ちょっと様子を見ていると…
先に履き終えたAくんが、Bくんの靴を拾い、履かせようと足に靴を入れ始めました。
そんなAくんに、さっきまで諦めていたBくんも、履かせてもらおうと自分で体勢を整え始め、足を入れようと頑張り始めました。
とはいえ1歳児のお友だち。完璧に履かせるのは難しい…
手伝ってあげたい気持ちをグッとおさえ、2人の様子を見ていました。
「出来た!!」
嬉しそうに声を出すAくんとBくん。
歩き出して玄関の外へ出ましたが、まだちゃんと履けていなかった様子。
そのことに気付いたAくんは、また手伝ってあげていました。
「Aくん、ありがとう!Bくんも頑張ったね!!」
声を掛けながら最後はちょっとお手伝い。
しっかり靴が履けたBくんは、Aくんと手を繋ぎ、園庭に向かって行きました。
毎日の生活で、靴の脱ぎ履きをしていく中で、Bくんもスムーズに靴が履けるようになりました。
一番に履き終わることもあります。
そんなある日…
いつもは早くお外に行きたくて、すぐに靴を履いているAくんが、靴を投げ出し、履こうとしません。
そんな日もあるよね…
と思いながら、「お手伝いする?」と声を掛けようとしていたところ、だいぶ前に靴を履き終えていたBくん。
Aくんのもとへ行き、靴を履かせてあげようとしていました。
今日はBくんが手伝ってあげてる!!
そんな嬉しい気持ちをおさえながら、2人の様子を見ていると、履かせるのは難しかったようで、助けを求めるように私の顔を見ました。
「お手伝いする??」
「うん!!」
Aくんに靴を履く援助をしながら、
「Bくんがお手伝いしてくれたね」
と言うと、
「うん!!」と嬉しそうに笑っていました。
そして私のした援助も、ちょっと靴を置き直しただけ。
普段自分で靴が履けるAくんは、Bくんにお手伝いしてもらって、気持ちが切り替えられたのでしょう。
ほぼ自分で靴を履き、2人で仲良く園庭に向かって行きました。
AくんもBくんも、大好きなお友だちが困っているから手伝ってあげたい!
そんな気持ちで動いていたように思います。
普段は自分で出来ることでも、気分によってはやりたくない時、手伝ってほしい時があるでしょう。
そしてそんな時。
急いでいるから…といって、大人が手を貸してしまうのは簡単なことです。
でも、ちょっと待ってみることも、大事なことだな、と日々保育をしていて思います。
声を掛けてほしいのか、
ちょっと手伝ってほしいのか、
そばで見ててほしいのか…
まわりのお友だちはどんな様子?
応援してる??
心配してる??
それとも早く遊びに行きたそう??
子どもたちの様子を見ながら、子ども同士の関わりを大切にしながら、保育をしていきたい。
そんなふうに改めて感じました。
早野