こあら組での、ほのぼのとしたお話です。
お昼寝の時間になり、1才児のAちゃんは、「赤ちゃんと寝る!」と言って、赤ちゃんのお人形を、おもちゃ箱にとりに行きました。お人形と一緒に寝るのかなあ、と思って見ていると、お人形を自分のお布団に寝かせてあげて、体を優しくトントンして、歌を歌ってあげていました。よく聞いてみると、その歌は子守歌でした。お昼寝のときに私達が、落ち着いて、ゆったりとした気分で寝られるように、歌っているのを日々、聞いていたり、Aちゃんがしてもらっている事を、お人形にしてあげたのでしょうね。
この模範遊びは、子どもの周囲にある生活を真似る事から広がり、2才から3・4才が盛んになり、5才には想像力が育ってきます。子どもが成長するにつれて、遊びににも変化が現れてきます。同じおままごとでも、少しずつレパートリーが増えたり、作業が複雑になってきます。
遊んでいる姿から、今までの遊び方と比べてみたり、変化を探して、お子さんの成長を、ぜひ見つけてみましょう。
島袋 美紀