木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

土曜保育の関わり(幼児編)

2013.08.04

 プール遊びが始まり2週間が経ちました。真夏日かと思えば突然の豪雨など不安定なお天気が続いていますが、そんなのおかまいなし!
最近の朝の合言葉は「おはよう!今日はプール入れる?」です♪今週はお天気よくなるかな?

 そのような平日とはちょっと違う土曜保育は子どもの人数も少なく、朝の受け入れなど0歳~5歳まで全クラス合同で保育を行っています。おもちゃなどは多少入れ換えますがもちろんみんなで使います。
 そんなある日の土曜日。幼児数名でおままごとをして遊んでいました。役も決め、お父さん、お母さん、とその友達など…。おままごとコーナーの一部を長椅子で囲い部屋に見立てていました。そこへ乳児さんが入ってきて並べていた布団や食器などを持っていってしまいました。始めは「そっちにもお皿あるよっ!それ使いなよ~」と少し強めの口調で指を指し教えていました。しばらくやりとりを見ていたのですがそれでもやめてくれない乳児さん。きっと乳児さんも仲間に入りたかったのかな?悪気はないのですが幼児さんたちが作った部屋の中はぐちゃぐちゃになってしまっていました。すると幼児の男の子が「これ使いたいならあげるから」と言ってお皿やコップを渡してあげました。その子は男の子の顔を見てお皿とコップを受け取り嬉しそうに持って行きました。仲間にはいれた気がして満足したのでしょうか、しばらくおままごとコーナーには戻ってきませんでした。
 数ヵ月前には、いくら小さい子だとわかっていてもどうしても壊されることが嫌で怒ったり、逃げていた幼児さん。しかし少しずつ関わりかたを覚え、どおしたらいいかを学んだようです♪平日の夕方も他クラスにお手伝い保育に行く子が増えました(・∀・)
 最近ではこのようなさまざまな関わりを体験し、優しい言葉かけやお手伝いが出来るようになっているのですね!これからもたくさんの関わりを持たせていき、色々な関わりかたを学んでほしいと思います。

p7200097

熊谷 直美

top