朝晩すっかり冷え込むようになり、日中に吹く風も、秋を感じるようになりました。体調を崩しやすくなる季節の変わり目です。気を付けて過ごしたいですね♪
さて、りす組では、不定期に結成されるものがあります。その名も「りす組お掃除隊」(笑)みんなが使用するキャットウォークを雑巾がけしにいくんです。汚れた雑巾は自分たちでバケツの水で注ぎ、絞ります。大人が入れないキャットウォークの方まで雑巾をかけてくれるので大助かりです。「見てみて、ここ!!綺麗になったよ!!」と、1回拭くごとに報告に来てくれる子、黙々と手すりを拭き続けてくれる子、隅っこを一生懸命拭いてくれる子など様々です。自分たちでキャットウォークを綺麗にしているという自信につながっています。
先日、こんなこともありました。りす組では、お茶などをこぼしてしまった時には、自分で雑巾を使って拭いてもらっているのですが、Aちゃんは自分がこぼしたお茶を雑巾で拭いた後、水道へ向かって行きました。どうするのかな、と思って様子を見ていると水道で雑巾を洗い、自分で絞り始めたのです。お掃除隊で学んだことがちゃんと力になっているんだな、と思った瞬間でした。
雑巾がけは、ハイハイの体勢と同じです。ハイハイは、手先足先を使うことで脳神経を刺激し、腹筋背筋を使うことにより、内臓機能の発達を促すと言われています。また、腕と脚で体幹を支え、全体重を支えながら前進することから、筋力アップ、骨の発達を促しています。更に、バランスを保つことで筋力がアップし、首周りの筋肉の強化になり、赤ちゃんの成長にはなくてはならないものなのです♪そして何より、万が一転んだ時には、パッと手を自然につくことが出来るようになるのです。だから「うちの子、歩くのが遅いわ」なんて、焦らなくて大丈夫!!それだけ心身を鍛えているっていう証拠なのですから♪
子どもたちにとって、お掃除も遊びの一環です。遊びとして楽しみながらも、「綺麗にすると気持ちいいこと」「みんなに感謝されて嬉しい気持ち」「雑巾の絞り方」等、色々なことを吸収していっています。今後も、遊びを通しながら色々なことを学んでいってもらいたいと思います
早野 恵美