ひよこ組の子どもたちが入園して3週間が経とうとしています。お父さん、お母さんと離れて社会への一歩を確実に歩み始めています。
最近ひよこ組の部屋でこのような場面に出会いました。ひよこ組の子どもたちが大好きなおもちゃがあります。それはコロコロチャイム(ボールを穴に入れるとコロコロ落ちるおもちゃ)です。ボールが落ちる様子を見ると泣いていた子も目をうばわれ泣き止むこともあります。4月当初は保育士がその遊具にボールを入れて子どもたちに遊ぶ様子を見せていました。何日か後にはまず、Aちゃんが保育士の遊ぶ様子を見て自らボールを入れてコロコロチャイムを楽しむようになりました!Aちゃんを皮切りにAちゃんの様子を見ていたBくん、Cちゃんが自らボールを入れるようになり、今ではボールのとりあいになる姿も見られるようになりました(笑)
Aちゃんを見ていたBくん、Cちゃんが出来るようになったのは保育士やAちゃんを見て模倣したからです。『人は模倣を中心としたコミュニケーションを通じて他人からたくさんのことを学ぶ。』と言われています。模倣して出来るようになった様子から、まだ言語が発達する前の0歳では模倣することで遊びが伝わっていきます。模倣することは、今後、人とのコミュニケーションにも繋がっていきます。これからもたくさんのことを模倣して、成長していくひよこ組の子どもたちが楽しみですね♪
西山 梨絵