朝夕はすっかり涼しくなり季節は秋になりましたね。読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋。みなさんはどんな秋を過ごしていますか?
さて、先日ある保護者の方から「木月屋台で出されたピーマンはどんな味付けをしたんですか?」との質問を受けました。「塩だけですよ」と答えると保護者の方は驚きながら「えーっ?」と。よく話を聞くと、いつもピーマンは苦手で食べられないのに木月屋台のピーマンはおいしく食べられたから先生に作り方を聞いてほしい!とそのお子さんが言っていたそうです。
今年度初めて試みた木月屋台。食育の一貫として自分達で育てた野菜を収穫し、その場で見せて調理してみようとテラスに屋台を開きました。
種まきから水やりをして育ててきた野菜。花が咲き実になると「もう取ってもいいんじゃない」「もう少し大きくなるまで待とうよ」「まだかなぁー」と苦手な野菜でも関心が出てくるものです。このピーマンはどんな味なんだろう?ちょっと食べてみようかな?という気持ちが芽生えてくるのではないでしょうか。
このように苦手なものでも自分から食べてみようと思える雰囲気や環境を作っていくことが大切ですよね。食べられた事の喜びは自信につながります。これこそ一番の隠し味♪
「木月屋台のピーマンおいしいね」と笑顔いっぱいの子ども達で屋台は大盛況でした!
熊谷 直美