木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「言葉での意思表示」(0歳児ひよこ組)

2015.03.20

少しずつ暖かい日が増えてきましたね。花粉症の方はこれから辛い日々が続くと思いますが乗り越えていきましょう。
最近子ども達が言葉をたくさん発する様になってきました。今までは自分の感情や気持ちを表現する時や伝える時に「きーっ」などの声を出したり威嚇する様にしていましたが言葉で伝える様になってきました。
Aちゃんがブロックで遊んでいる時にB君がその使っていたブロックを取ってしまった時に「やめて~」や「いやいや」などAちゃんが言葉で伝えていました。また友達が使っている玩具や絵本を使いたい時に「貸して」と言いながら手を出して友達が使っている物を借りようとする姿が多く見られる様になりました。またその時に「どうぞ」と渡す子どもや「イヤ」という子どもがいて、しっかりと自分の気持ちを伝えています。
他にも音楽をかけて踊っている時に「もう1回」と言ってやりたいことをアピールしたり知っている曲だとその名前をうっすらと言うことがあります。例えば‘アンパンマン’の曲を流して踊った後などは「アンパンもう1回」「パンマンもう1回」と言っています。
子どもは喃語から一語文・二語文と話すようになります。その成長の過程には私達保育者や保護者などの大人や異年齢児と関わる時にそのお兄さん・お姉さんが話している事や声掛けを聞いて理解していきます。また絵本の読み聞かせなどから「この時はこの言葉を使えば良いのか」「この動物はこういう名前なのか」と知ることが出来ます。その為子どもに対して多くの声掛けや子どもといる時に多くの会話をする事が大切になっていくと思います。
私達職員は絵本を読んで子ども達に「これは?」など聞いてみたり、絵本に出てくる物の「これはワンワン犬だよ」など説明をします。また子どもの気持ちを代弁してもう一度聞きたいときは「もう一回」と言うんだよと声を掛けたり、貸して欲しいときは「かして」と言うんだよと言いながら手を出すことを伝えています。
今、意志表示や喃語から一語文などを発語しようとするこの時期を保護者の方も子どもと一緒に言葉を使ってコミュニケーションをとってみたり、絵本の読み聞かせや子どもの気持ちを代弁して話してあげることで今より多くの言葉を知り、発していくと思います。子ども達との楽しい時間を共有しながら、今後も多くコミュニケーションを取っていこうと思います。
これからも子ども達の様々な成長が楽しみですね♪

 

藤内 駿

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