ある日、りす組のおままごとコーナーでAちゃん、Bちゃん、Cくんが遊んでいました。Aちゃんはおままごとコーナーにあるお椀にチェーリングをたくさん入れかき混ぜ、何かを作っている様子でした。混ぜ終わったあと、Bちゃん、Cくんに作ったものを配っていました。その時の会話です。
「どうするー?へらすー?」
「うん。へらすー」
その光景を何気なく見ていたのですがふと“何か聞き覚えのある言葉だな… ”と聞いていて“あっ!給食を配膳している時の保育士の声掛けだ”と気が付きました。給食の量は自分の好き嫌いがわかってきているので、配膳の際に保育士が声掛けをして自分の苦手な物、食べられる量を調節しています。まだまだみんなが理解している訳ではないので、制作の中にも取り入れ、子どもたちの理解にも繋げていきたいと考えています!
2歳児になると、模倣が盛んになり、みたて行為やごっこ遊びがみられたり、おとなの言葉、表情を真似ることが多くなります。また、語彙が急に増え、言葉で要求が出せるようになり、多語文を話すようにもなります。
言葉の他にも色々な物を吸収する年齢です!私たちも子どもたちの見本になるような保育をしていきたいと思います♪
阿部(西山) 梨絵