秋の深まりとともに、朝晩の風も冷たく感じられるようになりました。体調を崩しやすいこの季節、気を付けて過ごしていきたいですね。
新年度が始まってあっという間に半年が過ぎました。あひる組の子どもたちの遊びも少しずつ変化してきています。今回はそんなあひる組のブロック遊びでの変化についてお話します♪
お部屋での自由遊びの時間。あひる組の高月齢のAちゃんと低月齢のBちゃんが一緒にブロック遊びを楽しんでいました。ブロックをつなげて作った車のようなものを「できた~」とBちゃんに見せるAちゃん。するとBちゃんはぞうを渡し、車に乗せようと提案します。Aちゃんも乗せようとしましたが、このぞう、結構大きくてAちゃんが作った車には乗りません。どうするのかな?とみていると、2人で車にブロックを足し始めました。足しているのは長めのブロック。土台が大きくなったので、無事にぞうは乗りました♪その様子を見ていて、ブロック遊びが本当に上手になったな~と感心しました。
ブロック遊びはやってみると、結構難しいですよ。 ブロック遊びの基本、つなげるという行為も、指先が発達していないと難しいですもんね。特に低月齢児の子どもにとって、ブロックをつなげる、という行為は難しいようで、カゴからじゃーっと出して楽しむ子どもがたくさんいました。
そこでまず、保育士がつなげたり、高く積み上げたりして色々な物を作るところから始めました。そして、子どもたちにも一緒につなげてもらったりしました。そのうち、高月齢の子どもたちが自分たちで作れるようになりました。それは「電車」だったり、「飛行機」だったり「お家」だったり・・・。大人から見たら、「ん?それが電車」みたいな形の時もあります。でも、それでもいいんです。組み立てたり、バラバラにしたりを繰り返しながら、『子どもが自分たちで想像して作る。』それがブロックの醍醐味ですよね♪
ブロック遊びは無限の組み合わせの中で、「想像力」と「創造力」を発揮することができます。自分の手を使って物を作ることで脳(特に右脳)に刺激を与えてくれると言われています。子どもたちの感性で素敵な作品をどんどん作り出していく姿を、これからも見守っていきたいと思います!!
早野 恵美