木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「次は何ができるかな?」(2歳児りす組編)

2017.03.12

 2月6日からりす組全員が無事に幼児へ移行しました。“幼児組”となったりす組は初めての体験がたくさんありました。保健指導に表現遊び…どちらもちょっとの緊張感とたくさんの期待感が伝わってきました。そして、体操着を着ての運動遊び。 初めての運動遊びを終えて翌日、あたらしく個人の縄跳びがもらえました。幼児さんが園庭でやっている姿に憧れていた子どもたちは、新しくもらった縄跳びを早速使い始めました。しかし幼児さんのように跳ぼうと思っても上手くは跳べません。そこで子どもたちは大縄跳びの真似をして、縄跳びを連結させて2人で持ち、へびのように縄を動かし友だちが跳ぶ遊びをしたり、6人くらいで電車ごっこをしていました。また、大縄跳びでリズムよく跳ぶことにチャレンジする子も増えました。
 Sちゃんは運動が得意なわけではありません。そして普段はできないことにチャレンジすることが苦手です。でも、お姉さんたちの真似をして大縄跳びをしてみました。すると、すごくゆっくりですが引っかからずに跳べました。「すごい!跳べたね!もう一回やってみたら?」というと照れながらも頷き、また並んでチャレンジ。少しでも跳べると嬉しくて、もう1回!と何度もチャレンジします。始めは縄が来る方を向いてジャンプしていましたが、「先生の方を見るんだよ。上に跳ぶんだよ。」と伝え、しばらくやっていくと、ゆっくりですしまだ縄が足元に来てちょっとしてから跳ぶくらいですが、郵便屋さんのリズムで跳べるようにもなってきました。それが楽しくなって大縄をしているときは必ずひょっこり現れます。
 跳びは手と足の協応動作なのでとても難しい運動の1つです。跳ぶ高さ、リズム、そして手の使い方が上手になり、同時にできるようになることで初めて跳べます。コツを掴むまでまだまだ時間はかかります。まずは大縄跳びで跳ぶ高さとリズムのコツを掴んで、それから個人の縄跳びで手の使い方を覚えていきます。
 りす組の間もサーキットでたくさん体を動かしてきたりす組さん。もうゴム跳びはお手の物です。次は是非大縄跳びをチャレンジしていってほしいと思います。

 

新屋 淳子

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