木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「ヨチヨチ散歩」(1歳児あひる組編)

2017.03.18

 寒さの中にも少しずつ春の暖かい日差しが感じられるようになった今日この頃…  いよいよ今年度もわずかとなりました。  この1年を振り返り一人ひとりが自分のペースでたくましく成長した姿を嬉しく感じます。
 あひるぐみの春のお散歩はバギーに乗って園周辺をお散歩したり、時々遠いけど自然が沢山あって芝生がある公園や大好きな電車が見られる駅に22人全員で何台かのバギーに乗って行く事もありました。
 3月生まれのAちゃんは入園当時歩けませんでした。お散歩はバギーに揺られ景色を楽しみ、公園などに着いたらバギーから降りてお座りで過ごし、帰りはバギーの中で仮眠をとっていました。少しずつ歩けるようになり保育士と一緒に園庭を歩いたり1番近くの公園まで歩き、帰りはバギーに乗るなどAちやんのペースに合わせてお散歩をしていました。今では担任が出勤すると飛び付いて来てくれるAちゃん…「お散歩行くよ~」と話をすると嬉しそうにお友だちと手をつないでいます。
 先日初めて駅まであひるぐみで歩いて行きました。駅まで30分ぐらいの道のり、遠いので私はAちゃんと手をつなぎ、Aちゃんはもう一つの手でお友だちと手をつなぎました。お散歩中歌を唄うと身体でリズムをとりながら歩いています。商店街のお豆腐屋さんに手を振ったり咲いているお花を見たりお散歩中の犬と出会ったり、沢山の景色を楽しみながら駅まで歩きました。帰り道もお友だちと手をつなぎ園までの道のりをしっかり歩いて帰りました。Aちゃんは園まで帰って来た時とっても嬉しそうで…  体力も歩行も本当に成長したと感じました。
 「歩く」活動は大脳機能や身体機能の基本を発達させ持久力や粘り強い心身を養い生涯にわたって身体活動を維持する歩行習慣の基礎になるものです。また仲間と歩く活動は人や社会との交流体験を増やせます。
 お散歩に行く中でだんだん体力がついてきたAちゃん。お友だちと一緒に歩く事の楽しさや行った場所での楽しい過ごし方を経験した事でお散歩が大好きになりました。

 

斉藤 操

ヨチヨチ散歩

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨチヨチ散歩2

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