木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「可愛い真似っこ手遊び」(0歳児ひよこ組編)

2017.08.26

 8月に入り、夏本番の暑い日々が続いていますね。保育園では、水遊びなど夏ならではの遊びを通し、季節を感じられるような活動をしています。また、曇りでプールに入れない日などは室内アスレチックや巧技台を使うなど、室内で体を動かして遊んでいます。室内で過ごしていると、園庭で遊んでいる幼児組のお兄さんお姉さんが、虫かごに入っている蝉などを見せに来てくれたりと、夏という季節を満喫しています。
 保育園に入り4ヶ月がたったひよこ組の子どもたち、今ではすっかり生活の流れを覚えてきて、毎日楽しそうに過ごす姿が見られるようになってきました。その中でも人気の時間は、活動と活動の間の絵本の時間です。手遊びをして子ども達の興味をひいてから、『♪おはなしおはなしパチパチパチパチ~うれしいおはなし、たのしいおはなし、し、し、し、し、しずかにききましょう♪』と、始まりの歌を歌ってから、絵本を読み始めています。今では絵本の時間を『楽しい』と感じて集まり、座って話を聞こうとすることも素晴らしい成長の一つです。
 今までは手遊びなどが始まっても、座ってこちらの様子をただジーっと見ていたAちゃんは、歌が始まると笑うようになり、体を揺らしてリズムをとるようにもなりました。最近では手の動きの真似をしようとするようになったり、歌の語尾だけ一緒に歌ったりなど、上手に真似をして遊ぶ姿が見られるようになってきました。
 真似をするということで、どんどん楽しいことを覚え体験し、その体験が遊びを発展させていくようになります。子どもが好きな歌を一緒に歌ったり『する以外にも、食事面では大人と一緒に食べることで、食具に興味を持つようになり、真似をして握ったり、今までは大人に口に入れてもらっていた子も、他のお友だちが自分で摘まんで食べている様子を見て、自分から積極的に食べるようにもなります。大人やお友達がやっていることを子ども達はよく見ていて、どんどん吸収をしています。まず大人が見本となり、子ども達が真似をしたくなるような遊びや生活習慣などを見せ、「真似っこしたい!」という気持ちを持ってもらえるようにしていけるように、保育園の生活でも日々工夫しながら手遊びや歌などをどんどん取り入れていきたいと思います!』
 暑さに負けずに、夏を乗り切りましょう!

 

鈴木 翠

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