暑さも一段落し、季節の移り変わりを感じる頃となりました。夏の遊びの一つ、絵の具遊びの様子を紹介したいと思います。絵の具遊びは保育士が子ども達の手や足に絵の具を塗るのではなく、子ども自身で絵の具に触ってもらい感触を楽しみながら大きな模造紙に思い思いに絵を描いてもらうようして楽しませています。職員が最初にパレットに用意した絵の具をみせながら指に絵の具を見せながら指に絵の具をつけて書いて見せたのです。その姿を興味津々にみている子ども達。絵の具遊びの準備がおわり、「どうぞ~」と声をかけると、大喜び!!絵の具を指につけては模造紙に描き、つけては描きと楽しそうに遊びだしました。そのうち、足に絵の具をつけ始めるお友達が出始めました。どうするのかな~と様子を見ていると、そのお友達、足についた絵の具で模造紙に色を付けて楽しみだしたのです。そんな中、少し心配してみていたAちゃんがいます。実は以前、絵の具を手に付けて手形をとる事が苦手で大泣きしてしまったお友達でした。Aちゃんの番になったらどんな反応をするかな?と思っていたのですが、仲良しのBちゃんに「Aちゃん見て~!」と絵の具のついた手を見せられたことをきっかけに、ニコニコ笑顔に。AちゃんもBちゃんと一緒にパレットの中に手を入れ始めたのでした。そして、「冷たいね~」「気持ちいね~」と楽しみ始めてくれ成長を感じるひと時になったのでした。
感触遊びとは、感覚遊びの一つで五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)をフルに使って遊ぶ事のできる遊びです。乳児期から感触遊びを行い、沢山の物に触れる経験をすると刺激を沢山もらうことができ好奇心旺盛で何にでもチャレンジしようと新しい試みを持つことが出来るようになるといわれています。
色々な事に興味を持って楽しく過ごしていけるようこれからも沢山感触遊びを取り入れていきたいと思います。
あひる組 齋藤 操