木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「楽しそうだな~!」1歳児あひる組編

2019.11.18

ある日のお部屋遊びでの出来事です。

 

 

 

 

 

 

 

線路遊びの好きなA君が電車を持っていたので、少しだけ線路を繋げて作ってあげると、A君は嬉しそうに一緒になって線路を作り始めました。するとBちゃんがそこにやってきて2人で線路を作り始め、作り終えると電車を持ってきて2人で走らせて一緒に遊び始めました。そばで見ていたCちゃんが、「なにしてるの??」と言いながら入ってきましたが、遊びに夢中で気が付かないので、代わって職員が「線路を作って遊んでいるんだよ」と教えました。「Cもやる!!」と仲間に入り遊びはじめました。しばらくするとD君も「何してるの~」とやってきました。同じように線路を作って遊んでいることを伝えるとD君も「僕もやる!!」と。そして、一緒にやり始めたのでした。でも、クラスには線路専用の電車が2台しかないのです。その2台はすでにお友達が使っています。さて…後から参加したCちゃんとDちゃんはどうするのでしょうか??職員はそっとそばで見守っていました。「ブロックがあるじゃん」とD君。ブロックの車を自分の分と、Cちゃんの分も持ってきて線路に走らせて楽しそうに遊び始めたのです。

お友達が楽しそうに遊んでいるから自分も一緒に遊んでみたい。そんな気持ちが強く見られたエピソードでした。

まだまだ同じ遊びを同じ場所でしているだけの並行遊びが多い時期ではありますが、このように少しずつ友達と一緒に遊ぶ姿が多くみられるようになったあひる組さん。ですが、まだお友達との関りが上手くいかなかったり、自分の思いがうまく言葉にできなかったりして、おもちゃの取り合いなどになってしまうことも少なくない年齢でもありますが、保育者として、これからも子どもたち同士での関りを見守りながら、楽しく遊べるよう関わり方を伝えていきたいと思います。そして子どもたちがより充実して遊べるよう環境づくりをしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

川上 雪乃

 

 

 

 

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