木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「絵本もおままごともだーいすき♪」1歳児あひる組編

2020.02.24

1月から移行を始め、今ではすっかり、りす組保育室に慣れたあひる組の子ども達。始めは何をして遊んだら良いのか次はどこに行くのかなど分からない事だらけのようにみえましたが、1か月で自分たちで遊びを見つけ友達と一緒に遊びを深めることができ始めたように感じます。

 

 

 

 

 

 

 

今、1番人気のコーナーはおままごとコーナーです。りす組のおままごとコーナーには魅力的なフライパンや鍋、お玉などの小道具が沢山!お家でお母さん達がお料理を作っている姿をいつも見ている子ども達は使い方を教えるまでもなくとても上手にお料理ごっこをして楽しんでいます。最近では、キューピーちゃんも大好きです。ベッドに寝かせて「あかちゃんねてるの~」と寝かしつけをしたり、「あかちゃんみみがいたいの~」「あたまがいたいの~」と言いながら痛いと場所を撫でてあげるのです。自分たちがお母さんになりきってキューピーちゃんのお世話をしてまるでちびっこママさん!キューピーちゃんのとりあいっこは日常茶飯事ですが、とりあいっこをしている姿も、とてもかわいくて微笑ましく思ってしまうくらいです。つい最近までは自分たちが抱っこしてもらったり、ご飯を食べさせてもらっていたのに今では自分たちがキューピーちゃんのお世話をしてあげているのですから成長をかんじてしまう瞬間でもあります。

次に子ども達の目を引いたものは絵本です。絵本棚の場所を変えたとたん、子ども達の目に新しい絵本が飛び込んできたみたいなのです。そして、テーブルで絵本を読むお友達の姿がとても増えました。レストランテーブルに座って読む姿は立派なお兄さん、お姉さんに見え、お友達と並んで一緒に読む姿や、テーブル一面に絵本を並べて「どれにする??」「せんせーこれよんで~」など、絵本を巡って子ども達の関わる楽しそうな姿が見られているのです。

 

 

 

 

 

 

 

そんな中、先日こんなことがありました。絵本を大好きAちゃんが昆虫の沢山載っている絵本を持ってきて「よんで~」と持ってきたので、読んであげました。ただ、私は昆虫が苦手なので読みながら顔が引きつっていたようで、その様子を見ていたAちゃんが「せんせーどうしたの?」と聞いてきました。「実はね…先生虫さん怖いんだよ…」と自分の秘密を話したのです。すると、A君大笑い!しかしA君「もう一回読んで~」と、いうのです。どうやら引きつって読み聞かせをしている私の反応を楽しんでいるようなのです。翌日も「読んで~」と昆虫の本。そして付け加えるように「こわいこわいのやつだよ~」とニコニコしながら持ってきたのです。Aちゃんの様子をみていると、そんな大人とのやり取りを楽しんでいる事が感じられるエピソードでした。

これからも色々な遊びの中で大人との関り、子ども同士の関わりが増えていく時期でもあるので今まで以上に子ども達の興味や関心の高まる遊びを見つけて一緒に遊んでいきたいと思います。          あひる組 鈴木 翠

 

 

 

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