木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「ねぇねぇ…あそぼ♪」1歳児あひる組編

2020.09.14

真夏のような暑さは少しずつおさまり、ほんの少しずつ秋の訪れを感じるられる季節になりました。

今年の夏はプール遊びは出来なかったものの、水風船遊びや氷遊びなど涼しさを感じられる活動をたくさん行い、様々な経験をすることが出来たのではないかと思います。そんな子どもたちですが、最近はお友だちと一緒にやりたい!遊びたい!と言う気持ちが芽生えてきたようで、先日見られた可愛い姿を紹介します!

とある室内遊びでの活動中に、ブロック遊びをしていたAくんのところに、Kくんがやってきました。Kくんもブロックしたいのかな?と様子を見ていると、Kくんの視線はAくんに向けられていました。どうやらKくんはAくんと遊びたかったようで、そっと近づいて「わっ!」など声を掛けてみたり、Aくんが使っていたブロックを触ってみたりなど、Kくんなりにアプローチをかけていました。…が、しかしその思いはAくんには届かず。Aくんはブロック遊びに夢中で、Kくんには気付かなかったようです。それからKくんはどうするのかなと目で追っていると、今度は廊下で遊んでいたHくんの姿を見つけていました。自分の後を追いかけて「きゃー!」と声を出しているKくんの存在にHくんはすぐに気付き、追いかけられていることを楽しみ始めていました。それからしばらく二人の追いかけっこは続いていました。また別の日には、登園してきたKくんは、Aくんの姿を見つけて「はい!パン食べてー!あーん!」など積極的に遊びに誘っていました。自分の後を追い掛けてきてくれていると思ったAくんは、笑顔で走って逃げていました。おままごと遊びでパンを食べさせたいKくんは、その後、ひたすら「食べて!パン!はい!」と追い掛けいました。それぞれの遊び方は違うものの、一緒に関わって楽しみたいという思いは同じで、二人の表情はとても楽しげでした。

Kくんのように、最近のあひる組ではお友だちと一緒に関わって遊びたい!という子どもたちの姿が多く見られるようになってきました。自分が楽しい遊びをしている時には、友だちにも共感してもらいたいという気持ちも出てきているのかもしれません。こうした関わりから、子どもたちの遊びは広がり、友だちとの関係もより深くなってくるのではないでしょうか。様々な遊びや関わりを一緒に経験し、共感し合いながら子どもたちは日々成長していることを改めて感じるエピソードでした。あひる組 鈴木 翠

 

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