木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「食欲の秋」給食編 

2020.11.23

給食でも、秋の味覚をふんだんに取り入れた献立を提供しています。そんなある日の朝、りす組のお当番さんが、給食室に来ました。

「今日のデザートは何ですか?」毎朝デザートを聞きに来てくれます。「今日はこれですよ〜。何だか分かるかな?」まだ切る前のデザートを見せると、「みかんだー!」と言いました。「オレンジ色は正解!でも、みかんじゃないよ。頭のところがみかんとは違うんだよ。難しいかな…?」みかんが不正解だった事に戸惑った様子でしたが、よく見て考えて…「柿だー!」と言いました。大正解です!「正解!!よく分かったね〜!みんなに教えてあげてね。」お当番さんは、とても嬉しそうに「柿!」と復唱しながらクラスに戻りました。

幼児組で行っている食育指導のようにはいきませんが、りす組では食材を見たり触ったり、匂いを嗅いだり、という経験を大切にしています。お当番として給食室に来る事は、お当番としての責任感はもちろん、作り手への感謝の気持ちや、食に対する意欲を育みます。実際に、普段は苦手な野菜や果物がある子も、お当番に来た日は頑張って食べてくれることが多いです。

食に関わる出来事は、子供にとって将来の食生活を左右するものになります。幼少期から、楽しい食経験が培われるよう、これからもサポートしていきます。栄養士 森 栞

 

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