楽しかった冬休みも終わり、ニコニコ笑顔の可愛い子どもたちが元気にまた登園してきてくれました!おやすみの間に身長が伸びている子や、お話が上手になっている子など成長のスピードに驚かされています。そんな子どもたちのエピソードを2つお話ししたいと思います。1つめは、園庭に出る準備をしている時のことです。ほとんどの子どもたちが自分の靴を分かっていて自分で履かせて〜と持ってきてくれます。ですがAちゃんは自分で靴を持って履こうとしていました。しかも大人みたいに立って靴を履いていました。カゴを支えにして、つま先から上手に足を入れて自分で両方とも上手に履けたのです!私はこれでもかってくらいに、Aちゃんに「すごいねーーーー!!」と伝えると、とても嬉しそうに満足げに園庭へ遊びに行きました。
2つめは、お部屋遊びをしている時のことです。ひよこ組のお部屋にも赤ちゃんのお人形と、子ども用の小さめの抱っこ紐があります。抱っこさせて〜と子どもたちが自分でお人形と抱っこ紐を持ってきてくれるのですが、ほとんどの子が、おんぶや抱っこができたら満足しています。ですがBちゃんは、ママやパパたちが赤ちゃんをあやすように足を左右に動かしながら、トントンしてあげていました。AちゃんとBちゃんをみて、よく周りのことを観察して上手に真似っこをしていることに驚きました。
1・2歳で見られるまねっこは、脳が発達して記憶力がついてきた証しです。1・2歳は、好きな人のまねをよくします。理由は、その人の行動の意味を理解し、その人と同じようにしたいという気持ちからです。ママ・パパのしぐさや口癖や行動をいつの間にか真似をしているのも、ママやパパのことが大好きで、よく見ているからです。そのため普段の生活の中で、なるべくいろいろなものを見せて、まねっこする機会を作ってあげると1・2歳は新しいことをどんどん吸収し、自分の世界を広げていくきっかけになります。普段私たちが何気なくしていることを子どもたちはよく見ています。子どもたちの成長や興味が私たちの行動に繋がっているからこそ、ひとつひとつ丁寧に言葉や行動をしていこうと改めて実感した出来事でした。今年はどんな成長を見せてくれるか、今からとっても楽しみです♪ ひよこ組 村田 碧