木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「自然からの素敵な贈り物」1歳児あひる組編

2021.03.08

だんだん気候が暖かくなってきて、お花が色づく頃となりました。また新学期まで残すことあと1ヶ月となった3月。子どもたちも大きく成長し様々なことを見て感じ考えられるようになったと思います。そんな成長している子どもたちの様子をお話をしたいと思います。気温が暖かく過ごしやすくなった今日この頃。園庭で出たあひる組さん1人のAくんがなにかを拾い集めていました。周りにいたその他の子どもたちも地面に落ちているものを拾って集めていました。近づいてよく見てみると桜の花を持っていました。

 

 

 

 

 

Aくんはよく観察したりめしべを触ってツンツンしたり、「職員が何を持っているの?」と聞くとニコニコの笑顔で「お花!!」と答えて桜の花を見せてくれました。他の子どもBちゃん、Cくんにも同じことを聞くと「お花を集めているの〜」と素敵な笑顔で答えてくれました。保育園の園庭には桜がありその桜の花が散って落ちていたのです。園庭には桜の木の他に大きな紅葉の木や花壇、また近くのお寺で畑に野菜などを植えています。春には素敵な綺麗な花が一面に咲き、桜の花の絨毯のように地面はきれいになります。夏には緑の葉っぱになり、秋冬には枯れて赤色の葉っぱになり、地面へと落ちていきます。子どもたちは枯れた葉っぱでおままごや、葉っぱを腕いっぱいに集めておもいっきり頭上に投げて落ちてくる葉っぱで楽しんでいます。また、保育園の隣のお寺で畑があり様々な野菜を栽培しています。その栽培して、成長し子どもたちが食べられるぐらいになると幼児組さんは畑に収穫をしに行き、収穫した野菜を使って給食を作り、保育園にいる子どもたち、職員で食べます。収穫を見ていない乳児組さんには、「お兄さん、お姉さんが頑張って採ってきたお野菜なんだよ」と言うとモリモリご飯を食べてくれます。

 

 

 

 

 

木月保育園には身近に自然があり、様々な虫や木に止まる鳥、1年に1度園庭に移動動物園があり、動物に触ることができます。園庭では春夏秋冬を目で見て感じることができます。幼少期に自然に触れ、感じることは想像力、発想力や表現が養われ、昆虫や動物に触れると生命の大切さを知ったりと人生において大切となることに深く繋がりを持っています。子どもたち自身もあまり嫌がる姿はあまりなく、進んで楽しみながら自然に触れようとする姿が多く見られます。今、このコロナ化の中でなかなか外に出る機会が少なくなってきていると思います。触れる機会がある環境の中で探究心が持てるような「これは何んだろう?」「どうしてだと思う?なぜだと思う?」などの声かけをしていきたいと思います。あひる組 河田 真帆

top