木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「カップの中に元気がいっぱい」りす組編

2021.04.05

暖かな春の陽気と共に、新年度がスタートしました。「りす組さ〜ん!」と呼ぶとちょっと得意げな顔をしているかわいい子どもたちの表情を見ていると、これからの一年がとても楽しみです。新しい一年も、ワクワク溢れる年にしていきたいと思います。一年間よろしくお願い致します!3月の終わりの頃、Aちゃんは「アリさん探そう~!」と私の手を引いて花壇の前に連れて行ってくれましたアリを見つけると逃げ足の早いアリを必死に手で追いかけているAちゃんを見て幼児組のBくんが捕まえて持っていたカップの中に入れて渡してくれました。カップの中で動きまわっているアリを見て「元気だね~!」とAちゃんはニコニコ笑顔でした。それから園庭で会う度にカップを片手に持って「アリさん探してるの!」と元気いっぱい教えてくれます。

 

 

 

 

 

 

自然体験をすることで知識や知恵を習得することが出来ます。知的好奇心が刺激され、探求心、自分で考えて行動する力が自然と養われていくと言われています。例えば虫取り一つにしても、「どうやって捕まえる?」「どこに行ったら捕まえられる?」「いつが捕まえやすい?」なんて考えてなくても、何度も経験するうちに分かってきます。最初は上手にできなくてもだんだん上達していくことで自信をつけていきます。もちろん、失敗することもありますが、何度もあきらめずに挑戦します。知らず知らずのうちに忍耐力が身に付き、失敗することを恐れずに行動できるようになります。また、失敗を重ねることによりどうやったらできるようになるかを経験していきます。その力は子どもの社会で生き抜く力になります。

 

 

 

 

 

虫探しをする子が増えてきました!この間Aちゃんは大きな入れ物にアリを入れて動く様子をお友だちと見たり触ったりしています。「斉藤先生見て~!アリさんCくんと捕まえたんだよ!」と嬉しそうに教えてくれました。Cくんが「アリさん捕まえたよ~」と、入れ物にアリを入れました。Cくんに入れ物を渡すと今度はAちゃんがアリを探しに行きました。捕まえられない時はCくんを呼んで一緒に捕まえたりしています。虫取りは走り回ったり、発見して捕まえたりすることで、子どもの体力、集中力や瞬発力を鍛えることにもつながります!子ども達が夢中になれる事を沢山一緒にやりたいと思います! りす組 斎藤 操

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