木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「足の裏は第二の心臓?!」2歳児りす組編

2021.05.03

進級して1ヶ月が経ち、新しい先生や新しいお友だちにも慣れてきた様子の子どもたち。外遊びが大好きで、園庭に出るとご飯の時間になっても「まだ遊びたい〜」と中々お部屋に入ろうとしないほどです。4月は暖かい日が多く、むしろ汗ばむくらいの暑い日もあり、子どもたちは水を触りたくて仕方ありません。誰かが水を出し始めるとあっという間に砂場は泥だらけ。本格的な泥遊びはもっと暑くなってからですが、せっかく始まった泥遊び。裸足になって楽しむことにしました。裸足になると躊躇なく砂場の中を歩き回り、穴を掘ってそこに水を運びます。汚れることなんかおかまいなし!洗濯する保護者の方は大変だと思いますが、子どもたちは体いっぱいで泥遊びを楽しみます。穴に水が溜まると今度は少しずつ砂を入れて混ぜていくAくん。穴を埋めてしまうのかな?と思いきや、しばらくするとドロドロの穴の中に足をぽちゃん!穴の中で足踏みをして「きもちいいね!」と言いました。それを見ていたBくんも真似して足をぽちゃん!「なんかフワフワする〜」と嬉しそうでした。足までは入らないけど真似して手を入れて楽しむ子もいました。その後も砂の量が増えて泥ではなくなってくると穴を掘って水を運んで…と自分たちの好みの泥を作って大満足でした!

 

 

 

 

 

普段、裸足で外を歩くことは中々ありません。危険なものが落ちていたり、アスファルトは熱いからという理由が多いでしょうか。木月保育園では安全チェックを行い危険なものはしっかり排除した上で、アスレチックや園庭を裸足で歩く子どもたちが増えてきました。足の裏はたくさんの神経が通っていますが、実は第二の心臓とも呼ばれているのです。また、小さい頃に足の指をたくさん刺激してあげると脳の発達が促されるとも言われています。確かに裸足は危険が伴うこともあるのですが、「痛い」という体験も必要です。体験により習得することで危険察知能力も養われます。

 

 

 

 

 

石は「痛い」、泥は「気持ちいい」、草の上は「くすぐったい」など人それぞれの感じ方があるとは思いますが、たくさんの感触を足の裏から感じることは大切です。そして、裸足になって足の指をたくさん動かして土を掴む力を培うと、体のバランスもよくなります。どうしても大人は「危険」「汚い」と思ってしまいますが、時には大人も子どもたち一緒に裸足になって、足の裏に刺激を与えていくと老化防止にもなるかもしれませんね。

りす組 新屋 淳子

 

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