木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「真似っこ先生」1歳児あひる組編

2021.12.20

本格的に肌寒くなってきた今日この頃。あひる組内であった事を紹介させていただきます。あひる組になって9ヶ月。子どもたちはどんどんすくすくと成長していっています。最近になり、”先生の真似っこブーム”が子どもたちの中で流行っているようです。先生の真似をしている2つの様子を伝えたいと思います。1つめは、お部屋で遊んでいる時のお話です。あひる組には、子どもたちが、自分で読めるように数冊絵本があります。Aちゃんが1冊の本を出して長椅子がある場所まで移動し、座りました。すると、保育士が読み聞かせをするときのように本を顔の横に置き、前の人が見えるように本を開いていました。

 

 

 

またAちゃんの近くまでいくとなにか喋っていました。Aちゃんなりのお話をして読み聞かせをしている様子でした。この日以外でも何度もこのような姿を見ることができました。また、別の日のお話。朝おやつの牛乳終了後、園庭で遊ぶことになりました。園庭に行く時は、自分の靴箱から靴を持ってきて、テラスで靴と靴下を履くのですが、Bちゃんは靴と靴下を自分ですぐ履いて園庭へ。テラスにCちゃんもやってきてテラスに座っていました。靴下を履くのに一生懸命なCちゃんですが、なかなか上手く靴下に足が入りません。頑張っているCちゃんを近くで見ていたBちゃんは、すかさず駆け寄り、「やってあげよっか?」と声をかけていました。すると、保育士のように靴下を履くお手伝いと靴を履かせてあげていました。保育士は、「お手伝いお願いしてもいい?」などと声かけはなにもしておらず、Bちゃんは自分で状況を見て考えて行動に移したと考えられます。その後、2人で手を繋いで園庭に出て遊んでいました。真似をすることは、子どもたちにとって人生の経験を積む1つの機会です。真似をしようとする行動は、なぜ大人はこうゆう動きをしているのだろうと疑問や好奇心から始まり、どんどんその経験を積み重ね行っていくと、自分で考えて判断して行動したり、予測することができるようになると言います。危ないような真似は、止めるように声かけをしますが、それ以外の真似っこは無理のない範囲で見守ってあげ、、真似は学ぶにも発展していく大切な経験なので、真似て、行動している行為を温かく見守っています。あひる組 河田

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