木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「おともだちパワー!!」0歳児ひよこ組編

2022.01.21

活動内容が散歩だった日の出来事です。ひよこぐみでは、最近お友だちと手を繋いで歩くことが上手になってきたので、積極的に散歩に行く機会を設けています。その日も園の周辺を友だちと手を繋いで歩く練習をしていました。まだまだ友だちと手を繋いで歩くのが難しいお友だちや、疲れてしまった子のためにバギーを用意しているのですが、バギーを見ると私も乗りたい!となってしまうこともしばしば、、、友だちと歩くことにまだあまり気が乗らないAちゃんは、歩こうと誘ってみるもののバギーに乗せてほしいと泣いて訴える日が続いていました。気が向いたら歩こうねと約束しても、結局その気になることはなくそのままバギーに乗って帰ってくることがお決まりになってきつつあったある日。その日は1歳児の低月齢児のお友だちと合同で園の周辺を散歩することになりました。

 

 

 

せっかくなので、1歳児のお兄さんお姉さんに、0歳児のお友だちと手を繋いでもらうようお願いすると、1歳児の女の子がAちゃんに、「ててつないで〜!(手繋ぐよ)」と声をかけ自分の手を差し出してくれました。私たちは何も言わずに、Aちゃんの反応を見守っていたのですが、Aちゃんはニコニコ笑顔で嬉しそうにお姉さんの手をぎゅっと握りその場で2人は嬉しそうにステップを踏んでいました!全員の支度が揃い、Aちゃんはそのままお姉さんと手を繋いで散歩を出発!結局園から出て数分したところで心が折れてしまったAちゃんでしたが、少しでも友だちと手を繋いで歩くことの楽しさを味わうことができた素敵な機会になったのではないかと思った瞬間でした。このように、少しずつ自我が芽生え始め、スボン履くのいや!ジャンパー着るのいや!歩くのいや!とイヤイヤ虫がくっついている子が見られ始めたひよこ組の子どもたち。そんな時は、エピソードにもあったように『おともだちパワー』の出番です!一人では嫌だけどお友だちが一緒なら、、、とその気になったり、お友だちのやっていることに興味を持ち一緒にやってみる。これが『お友だちパワー』です。お友だちの真似をしてやってみる。お姉さんお兄さんの真似をしてやってみる。その繰り返しで、子どもたちの学びに繋がっていきます。小さい頃から、友だちの存在はとても大きなものなのですね。日に日に友だちとの関わりが増えている子どもたち。その関わりを大切に日々過ごしていきたいと思います!ひよこ組 根岸

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