暖かな春の陽気と共に新年度が始まりました。あひるぐみでの1年間も元気いっぱい遊び、楽しい思い出をたくさん作っていきたいと思います。今日は3月後半のエピソードをお伝えしたいと思います。コロナ禍の為、異年齢児との関わりが中々もてない日々が続いていましたが、3月に蔓延防止が解除されたことで、幼児組によるお手伝い保育がスタートしました。木月保育園のお手伝い保育では、幼児組のお手伝いのお友達が乳児組のお部屋へ行き、一緒に遊んで過ごしたり、お昼寝の寝かしつけを保育士と一緒にしています。お手伝い保育にきてくれるお兄さんお姉さんが大好きな子ども達でしたので、久しぶりにお手伝いにきてくれた日には、子ども達の笑顔がたくさん見られました。 異年齢保育では、子ども同士の学びの機会が増えます。 年下の子どもは、年上の子どもを見て、積極的に真似をして、年上の子どもに近づきたいと思い、向上心が芽生え、また年上の子どもに優しく接してもらうことで、自分よりも年下の子どもに思いやりの気持ちを持って接することができます。 年上の子どもは、教えたりお世話をしたりする役割を担うことにより、年上としての自覚が芽生えます。また、年上の子どもから慕われることによって自信にも繋がっていきます。コロナ禍で子どもたちへも様々な制限がある中ですが、子ども達が久しぶりにお兄さんお姉さんと嬉しそうに関わる姿を見て、異年齢での関わりの大切さを改めて感じました。 異年齢でのお友達との関わりがもてるのは保育園での特権でもありますもんね。これからも工夫をしながら、子どもたちの関わりを大切にしていきたいと思います。 あひる組 百々
「大好きなお姉ちゃん」1歳児あひる組編
2022.04.11