木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「挨拶で繋がる心」0歳児ひよこ組編

2022.08.15

今年度0歳児1歳児クラスでは職員間で話し合いをして「挨拶を大切にしよう」ということを目標にして保育をすることを行っています。挨拶とは「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」「さようなら」等のことです。しっかり意識して心を込めて行いたいと考えています。挨拶する際も一人一人の子どもたちの名前を呼んで挨拶を行っています。名前を呼んで挨拶をしてもらうことで、子どもたち自身が自分の存在を認めてもらっているような安心感を感じてもらいたいと思っています。0歳児クラスの子どもたちはまだ言葉で挨拶することが出来ませんが、表現することは出来ます。朝一に「〇〇ちゃんおはよう」と声をかけると微笑んで返してくれます。また、自ら保育士の元に抱きついて挨拶を表現してくれる子もいます。その1人がAちゃんです。Aちゃんは、保育士と関わることが大好きで、朝会う一人一人の保育士に這い這いで近付いてきてハグをしてくれます。これはAちゃんなりの挨拶だと思います。食事の時間にも、保育士が両手を合わせて「いただきます」をする手本を見せることでAちゃんは自ら手を合わせて「いただきます」が出来るようになりました。出来るようになった姿を見て褒めるとAちゃんは得意げに何度も両手を合わせて見せてくれました!挨拶をして反応が返ってきたり、挨拶が出来るようになったことを認めてもらうこのやりとりは、人との心が通い合う大切なやりとりだと思います。挨拶を通じて他者との繋がりを感じ、コミュニケーションをとることで心が分かり合えることを学びます。何より、自分を認めてもらうことで「自己肯定感」にも繋がります。子どもたち一人一人が存在を認められていることを実感出来たら良いなと思っています。大切にされる経験を通し、今度は周りに目を向けて友だちのことを認めてあげられるような子どもたちになってほしいと思い保育しています。その第一歩としてまずは保育士が「気持ちの良い挨拶」を日々心掛けていきたいです!ひよこ組 鷲巣

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