木月保育園のブログ「小さなもみじの物語」

「環境が子どもたちに与える影響とは?」2歳児りす組編

2022.10.03

朝晩の冷え込みに秋の訪れを少しずつ感じますね。幼児組移行に向けてりす組では子どもたち自身で頑張ることがたくさん増えました!「配膳」「下膳」「着替え」「排泄」など今まではもしかしたら今もお家では大人が手助けをすることが多いかもしれません。ですが周りのお友達同士でいい刺激を受け合いながら切磋琢磨成長していくみんな。今日はそんな周囲の環境が与える子どもたち成長の変化についてのお話です。園庭に出ると遊具や砂場、手押し車や三輪車など各々好きな遊びを見つける子どもたち。ですが園庭にあるのは目に見える遊具や玩具だけではありません!「虫」「水」「木」「落ち葉」「畑の野菜」「どんぐりや木の実」思い浮かべれば数えきれないほどの自然で溢れています!子どもたちの姿を日々見守っている中で、少しずつ周りの自然に気がつき興味が湧く姿も増えてきました!今年度、園庭の畑には夏野菜を植えていましたが、残すはピーマンのみ。秋が絶え間見える気温ですがまだまだピーマンは元気に成長しています!ピーマンといえば「子どもの嫌いな野菜ランキング」で常に上位にいるような存在ですが、収穫を子どもたちと行ったり水やりを楽しむ姿も多くありました。普段はスーパーで売っている所や調理されてから見ることが多いため、「自分の手で育てる」という経験は子どもにとっても特別で「食べてみたい!」という気持ちになるのかもしれないですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなある日のおやつは「ナポリタン」。その影響あってからか「ピーマン食べられたよ!」と一人のお友達が声を上げると瞬く間に「私も僕も」と自慢する子が後を絶ちませんでした!またある日には園庭に落ちている落ち葉をかき集め見せてくれたAちゃん。声をかけてくれた場所は砂場から離れておりお皿を取りに行こうか迷ったのですが、園庭に丸を描きその中に見せてくれた葉っぱを一枚入れると、何かを思い立ったように真似してAちゃんも円を描き葉っぱを集め始めました。

 

 

 

ご飯に見立てていたのかただ葉っぱを集めていたのかはAちゃんにしかわかりませんが、気がつくと他のお友達も真似して円を描く姿がありました!大人では思いつかない子どもならではの視点や目線、感性によって繰り広げられる遊びの数々は本当に面白いですよね!保育において五感「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」は子どもの成長にとってとても大切な環境になります。「目・耳・手・鼻・口」と生まれてから大人になるまでそして大人になってからも様々なことを五感で吸収します。これからも子どもたちのたくさんの新しい発見を一緒に共有しながら成長を見守っていきたいと思います。りす組鎌田

 

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