いつの間にか木の葉の色も変わり始め、秋の訪れを感じるようになってきました。先日制作が終わった9名の子と一緒に近くの公園までお散歩に行きました。手を繋いで歩く事がとっても上手になってきた子ども達…久しぶりの少人数のお散歩なのでどんな感じになるのかな？と思っていました。公園にはあひる組の9名の子どもたちしかいなかったので広々と遊ぶ事が出来ました。子ども達は滑り台やブランコで遊んだり元気いっぱい好きな遊びを楽しんでいました。Aくんはお話もとっても上手な子で仲良しのBちゃんと一緒に遊んでいました。Aくんが「先生～！葉っぱが落ちてるよ～！」と声をかけてくれたので側に行き｢ホントだ！沢山あるね！！」と話しているとCくんも走って来ました。AくんにB君が、｢Cくんにも見せてあげたら？」と声をかけるとAくんはCくんに拾った葉っぱを見せてくれました。ニコニコ笑顔のCくんに「あっちもいくよ～！」とAくんは声をかけてくれました。
楽しそうに遊んでるAくんとCくんとBちゃんの様子を見てDちゃんも来ると、｢こっちだよ～！」と誘ってくれました。その様子を見て他の子ども達も集まってきてベンチで遊んだり石を拾ったりと遊びもどんどん広がって行きました。1人遊びが好きで友だちとの関わりにも大人の手助けがまだまだ必要だと保育士は思っていたのですが｢お友だちって素敵だな。」｢なんだか楽しそうだな。やってみたいな。」という気持ちが芽生えた姿に新鮮さを感じました。子どもが友だちの様子を観察し模倣したり一緒に遊ぶ喜びを味わうことは社会性の発達を促し豊かな人間理解へと繋がっていきます。また子ども同士で遊ぶ経験を重ねる事により創造力を増やしていきます。日々の中でふと気づく、子ども達の成長を大切に見守り増やしていきたいと思います。あひる 齋藤
