日に日に厳しい寒さも和らぎ、少しずつ春の訪れを感じられるようになりました。あひる組の子どもたちは、来年度に向けてりす組保育室に移行しました。玩具類も変わり、“なにしようかなー?”と目をキラキラさせながら毎日楽しく過ごしています。今回のブログでは、保護者の方も遊んだ経験があると思われる、おままごとについてお話しさせていただこうと思います。つい先日、あひる組(りす組保育室)ではおままごとコーナーでパーティーが開かれていました!3人くらいの子どもたちが集まり、お皿に乗せた食べ物をテーブルの上にたくさん並べて「みてー!ぱーてぃーだよー♪」と両手を広げて見せてくれました。すると、Aちゃんが「とけいがなります ボンボンボーン おいしいおやつ いただきましょう〜♪」とおやつの時に歌っていた歌を歌い始めていました。さらにBちゃんとCくんも一緒になって歌いはじめ、パーティーは大盛り上がり!賑やかな様子に気付いた他の子どもたちも「なにしてるのー?いーれーてー!」と、一緒に遊ぶ子が増えていき、先に遊んでいたAちゃんたちは「いーいーよー♪ぱーてぃーだよー!」と嬉しそうに答えていました。子どもたちだけでここまでおままごと遊びを盛り上げることができることに感心してしまいました!最近では、メニュー表を持ってきて「どれがいいですかー?」「はーい。待っててねー」「いただきまーす」など遊び方もどんどん上手になってきている姿に日々驚かされています。
このように、おままごと遊びの中では子どもたちが経験してきた生活の様子が繰り広げられていますが、おままごと遊びは子どもたちにどのような影響や発達を促すのかというと、発想力や想像力、協調性や社会性など様々な成長を育んでくれています。年齢が上がっていくにつれ、その内容も変わっていき何かになりきったり自分たちで役を決めて遊んだりなど、より一層イメージを膨らませていきます。その中で、1番大切な友だちとの関わりが少しずつ増え、場面に応じた自分の気持ちを言葉で伝えられるようになっていきます。あひる組の子どもたちも、初めは職員と一緒に「いただきまーす」や「おいしいねー」というような簡単なやりとりをしている姿が多かったですが、今では職員がそばに付いていなくても子どもたちだけで今回のエピソードのようにパーティーごっこなどを繰り広げることができるようになりました。あひる組の子どもたちの、これからのおままごと遊びの変化が楽しみで仕方がありません♪あひる 鈴木