暖かい陽気とともに、12名のお友達を迎え新年度が始まりました。入園してから早2週間がたとうとしています。木月保育園では、子どもたちが保育園生活に自然に馴染めるように、またなるべく子どもたちに負担がかからないよう、短時間から保育を始める『慣れ保育』を行っています。ひよこぐみの子どもたちはまだ慣れ保育中のため、午前のみの保育を行っていますが、その中でも1日1日子どもたちの成長が見られます。今まではお母さんお父さんと過ごす事が多かった子どもたちも、保育園生活が始まり、お友達と過ごす中で少しずつお友達に対して興味を持つ姿が見られるようになってきました。
お友達が泣いている姿をじっと見ている子、泣いているお友達の近くへ行こうとする子、つられて一緒に泣いてしまう子、お友達の遊んでいるおもちゃに興味を持ち、近寄り一緒に遊ぼうとする子など、様々な姿が見られます。0〜1歳ごろの子どもたちは、友だちと関わることはまだ難しいですが、これから成長して友だちと関わっていくための土台である『人への信頼感』を築く時期です。『人が好き』『人といると楽しい』という気持ちを子どもたちが抱くようになるために、身近な大人との〝愛着関係”がしっかり構築されることが大切です。愛着関係と聞くと難しく感じますが、日常生活で子どもたちと関わる中で、〝子どもと目を合わせること”も愛着関係を築く大切な一つです。食事やオムツ交換、遊びの中で何度も子どもの目を見て、話しかけたり、笑いかけたりすることで、子どもたちは自分の欲求を満たしてくれることで、より安心できるようになります。子どもたちとコミュニケーションやスキンシップを積極的にとり、愛着関係を築き、子どもたちが1日も早く保育園が楽しいところ、安心できるところと思ってもらえるよう関わっていきたいと思います。1年間よろしくお願いします。ひよこ組 百々